【墨汁速報】CMEグループ3月17日に3番目の仮想通貨先物 ソラナ先物(SOL)を正式ローンチへ

ビットコイン先物やイーサリアム先物を提供するCMEグループ(シカゴ・マーカンタイル取引所)は3月17日に3番目の仮想通貨(暗号資産)先物となるソラナ先物(SOL)をローンチすると正式に発表した。ソラナ先物は2025年1月23日に公式がテスト環境を公開してしまったことでリークされており、当初の予定は2月10日となっていた。

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CMEがソラナ先物(SOL)を正式ローンチへ

世界最大手デリバティブ取引所であるCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)はビットコイン先物とイーサリアム先物に続く3番目の仮想通貨先物としてソラナ先物を3月17日にローンチすると28日付けで発表した。一方で当初の公式リークではソラナ先物と同時にリップル(XRP)の先物がローンチされる予定だったが、今回の発表ではソラナのみとなっている。

コントラクト仕様は事前のリークと変わっておらず、500SOLの大口向けのソラナ先物と一般投資家向けの25SOLから取引することができるマイクロソラナ先物の2つを同時にローンチする予定だ。このCMEのソラナ先物ローンチにはリークと変わらず米商品先物取引委員会(CFTC)による承認が必要となるものの、仮想通貨推進派であるトランプ政権下であること、プロ投資家向けの先物商品であることから問題なく承認されると見られるだろう。

ソラナETFへの道が開く

現在米国における仮想通貨上場投資信託ではビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の2つしか種類がありませんが、ブラックロックやフィデリティなどの最大手を除くものの多くのファンドがソラナETFやリップルETFなどを申請している。

その中でもプロシェアーズ(ProShares)がソラナ先物をベースにしたレバレッジETFを申請しており、例え現物型ソラナETFが3度目の否決となったとしても、先物型ソラナETFの承認はほぼ間違い無いと行っていいだろう。またETFには本来CEMのような米国規制当局下にあるデリバティブ取引所が提供する先物が前提であるといえ、ソラナETFの承認確率自体が高いと言える。

仮想通貨(暗号資産)相場全体は短期的な値下がりとなっている一方、仮想通貨推進派のトランプ大統領の誕生により今後は中長期的にプラスの影響を享受し続けると言えるだろう。

 

コラム:米国で3番目の仮想通貨(暗号資産)ETFの座を勝ち取るのは?

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