
【速報】エヌビディア決算がAIバブル懸念を一服させる
米エヌビディア(NVIDIA)は米国時間11月19日引け後(日本時間20日早朝)、2026会計年度第3四半期(2025年8〜10月期)決算を発表しました。
- 売上高:570億06百万ドル(前年同期比+62%/前期比+22%)
- 希薄化後EPS(GAAP・Non-GAAP):1.30ドル(前年0.78ドル/前期1.08ドル)
- データセンター売上高:512億ドル(前年同期比+66%/前期比+25%)
さらに、第4四半期(2025年11月〜2026年1月)売上高見通しを「650億ドル(±2%)」とガイダンスし、市場予想(約548〜555億ドル)を明確に上回りました。
この「数字のインパクト」と「強気ガイダンス」を受け、エヌビディア株は時間外取引で約5%前後上昇。AIバブル懸念がくすぶるなかで、市場心理を落ち着かせる決算となっています。
目次
- 1 第3四半期決算ハイライト:すべての主要指標でコンセンサス超え
- 2 第4四半期ガイダンス:売上高650億ドルでAIバブル懸念を鎮静化
- 3 CEOジェンスン・フアンのメッセージ:「Blackwellは売れに売れている」
- 4 🧩 セグメント別:データセンター一強の構図がさらに鮮明に
- 5 株価と米国市場の反応:時間外で+5%前後上昇、AI関連株に買い戻し
- 6 日本株への影響:日経平均は5万円台回復、AI関連が一斉高
- 7 ₿ 仮想通貨市場への波及:ビットコインは9万ドル前後で乱高下
- 8 考慮すべきリスク:バリュエーション・規制・競合
- 9 投資家が押さえておきたい3つの視点
- 10 日本の主要仮想通貨取引所
- 11 ざっくりQ&A
- 12 まとめ:AIサイクル継続を数字で証明した「エポックな決算」
第3四半期決算ハイライト:すべての主要指標でコンセンサス超え
第3四半期(2025年8〜10月期)実績と市場予想
| 項目 | 実績(Q3 FY26) | 市場予想 | 前年同期(Q3 FY25) | 前年同期比 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 570.1億ドル | 約548〜548.9億ドル | 350.8億ドル | +62% | +22% (NVIDIA Investor Relations) |
| 希薄化後EPS(GAAP) | 1.30ドル | 約1.26ドル | 0.78ドル | +67% | +20% (NVIDIA Investor Relations) |
| 希薄化後EPS(Non-GAAP) | 1.30ドル | 約1.25〜1.26ドル | 0.81ドル | +60% | +24% (NVIDIA Investor Relations) |
| データセンター売上 | 512億ドル | 約450億ドル前後との事前観測 | 約308億ドル前後 | +66% | +25% (NVIDIA Investor Relations) |
| 粗利益率(GAAP) | 73.4% | 約73%台 | 74.6% | -1.2pt | +1.0pt (NVIDIA Investor Relations) |
| 純利益(GAAP) | 319.1億ドル | - | 193.1億ドル | +65% | +21% (NVIDIA Investor Relations) |
公式IRによれば、「第3四半期の売上高は過去最高の570億ドル、データセンター売上高も過去最高の512億ドル」と明記されています。
第4四半期ガイダンス:売上高650億ドルでAIバブル懸念を鎮静化
エヌビディアは、第4四半期(2025年11月〜2026年1月)について以下の見通しを示しました。
- 売上高:650億ドル(±2%)
- 粗利益率(GAAP):74.8%(±0.5pt)
- 粗利益率(Non-GAAP):75.0%(±0.5pt)
ウォール街コンセンサス(約619〜622億ドル)を明確に上回るガイダンスとなっており、「AI投資バブル」への疑念が強まるなかでも、需要が依然として加速していることを数字で示した格好です。
Bloombergも「エヌビディアの強気な見通しが、AIバブル懸念を和らげた」と報じており、今回の決算がAI関連株全体のセンチメントを左右する「分水嶺」になったと評価しています
CEOジェンスン・フアンのメッセージ:「Blackwellは売れに売れている」
公式プレスリリースで、創業者 兼 CEO のジェンスン・フアン氏は次のようにコメントしています
「Blackwellの売上は“off the charts(規格外)”で、クラウド向けGPUは売り切れ状態だ。トレーニングと推論の両方でコンピュート需要は指数関数的に拡大しており、AIの“好循環”に入った」
ポイントを整理すると:
- 次世代GPUアーキテクチャ「Blackwell」シリーズは事実上フル稼働・完売
- クラウド事業者向けGPUは供給がタイトな状況が続く
- AI需要は「一時的なブーム」ではなく、トレーニング+推論の両面で構造的成長
TechCrunchもこのコメントを引用しながら、「レコード売上57Bドルと強気のガイダンスがAIバブル論を静めた」と総括しています。
🧩 セグメント別:データセンター一強の構図がさらに鮮明に
公式開示から、主要セグメントの数字とトレンドを整理します。
① データセンター:売上高512億ドル(+66% YoY/+25% QoQ)
- 売上構成の約9割近くを占めるメイン事業
- Blackwell/Blackwell Ultra、Grace BlackwellなどAI向けGPU・システムが牽引
- OpenAI、Anthropic、Google Cloud、Microsoft、Meta、xAIなど、主要AIプレイヤー・ハイパースケーラーとの大型案件が相次ぐ
特に第3四半期は、
- OpenAI向けに最低10ギガワット規模のAIインフラを構築するパートナーシップ
- Anthropicが、Grace Blackwell/Vera Rubinベースのインフラを採用
- 米エネルギー省向けに、Blackwell 10万GPU規模のAIスーパーコンピュータ「Solstice」構築計画
など、「AIファクトリー」構想を裏付ける案件が多数発表されています。
② ゲーミング&AI PC:43億ドル(+30% YoY/-1% QoQ)
- RTXシリーズを中心とするゲーミングGPU・AI PC向けが主力
- 4Kゲーミングタイトルや生成AIツール向け最適化で需要は底堅いものの、データセンターに比べると成長は穏やか
③ プロフェッショナルビジュアライゼーション:7.6億ドル(+56% YoY/+26% QoQ)
- ワークステーション向けGPU・Omniverse関連が回復基調
- 産業用デジタルツイン・設計シミュレーション需要が押し上げ
④ 自動車・ロボティクス:5.92億ドル(+32% YoY/+1% QoQ)
- 自動運転向けプラットフォーム「DRIVE」やロボティクス向けソリューションが着実に拡大
いずれのセグメントも増収ですが、全体の絵は「データセンター特化企業」に近づきつつあると言えます。
株価と米国市場の反応:時間外で+5%前後上昇、AI関連株に買い戻し
エヌビディア株(NVDA)は、決算発表後の時間外取引で約4.5〜6%上昇しました。
- 通常取引終値:186ドル台
- 時間外取引:190ドル台前半へ上昇
- オプション市場は決算前に「±約7%の値動き」を織り込んでいたが、現時点ではそのレンジ内に収まる形
InvestopediaやBusiness Insiderは、
- 「売上・EPSともにコンセンサスを上回り、ガイダンスも予想を超えたことで“AIバブル崩壊”懸念を一時的に後退させた」
- 「株価はここ数週間で調整していたが、今回の決算をきっかけにセンチメントの巻き戻しが起きている」
と評価しています。
日本株への影響:日経平均は5万円台回復、AI関連が一斉高
20日朝の東京株式市場では、エヌビディアの好決算を好感して日経平均株価が大幅反発しました。
- 寄り付き:前日比 +591円 の 49,129円(反発)
- その後、一時+1,800円高で5万円台を回復する場面も
Reutersやみんかぶの市況解説によると:
- 「エヌビディア株の時間外での5%超高」がショートカバーのきっかけ
- 日本市場では、
- 半導体製造装置
- パッケージ基板
- データセンター関連
を中心にAI関連株に買い戻しが一斉に入った
とされています
日本の注目銘柄(テーマベース)
ここからはあくまで「テーマとしての関連性」であり、個別推奨ではありません。
- アドバンテスト(6857):先端半導体テスター大手
- イビデン(4062):高多層パッケージ基板
- 東京エレクトロン(8035):前工程製造装置
- レーザーテック(6920):マスク検査装置
- NTTデータ、さくらインターネットなどのDC関連
等は、「エヌビディア好決算=AIインフラ投資継続」のシナリオから恩恵を受けやすいと市場で見られています。
₿ 仮想通貨市場への波及:ビットコインは9万ドル前後で乱高下
エヌビディア決算のあと、ビットコイン(BTC)やビットコインマイニング株にも反応が出ています。
The Blockによれば、
- 決算前にBTCは一時8.9万ドルを割り込んだものの、
- 決算発表と強気ガイダンスを受けて約9.1万ドルまで切り返し
- 主要ビットコインマイナー株(Cipher、IREN、Bitfarms等)は時間外で+10〜13%高と急騰
一方、CoinDeskやCryptoNewsのデータでは、
- BTCは8.8〜9.1万ドルのレンジで高ボラティリティ
- 直近数週間は調整気味だが、依然として史上最高値圏付近の水準を維持
ポイントは「AI関連ニュースが、今や仮想通貨市場にも影響を及ぼしている」ということです。
AIデータセンター向け需要の強さがマイニング向けGPU・インフラ需要への期待につながり、マイニング株が連動する構図が見られます
考慮すべきリスク:バリュエーション・規制・競合
決算は素晴らしい内容ですが、リスクが消えたわけではありません。主要なポイントを整理します。
1. バリュエーション(株価水準)
- 時価総額は一時5兆ドル超と報じられており、S&P500全体に対するウェイトも極めて高い水準。
- PERは40倍前後と、他の大型テックに比べてもプレミアム評価
→ 成長鈍化が見えた瞬間の下落リスクは大きい点には要注意です。
2. 地政学リスク・輸出規制
- 米中間の半導体輸出規制により、中国向けの高性能GPU販売には制約
- CFOコメントでも「中国向け売上への影響」を認めつつ、他地域で補えると説明
→ 規制の追加・強化次第では、成長率に影響が出る可能性があります。
3. 競合・技術変化
- AMD(MIシリーズ)、インテル、各社のカスタムAIチップが追い上げ
- Google TPUやAmazon Trainiumなど、クラウド事業者の自社チップ開発も加速
現状はCUDAエコシステムと性能優位で圧倒していますが、2027年以降は競合製品とのギャップが縮まるシナリオも想定すべきとするアナリストもいます。
投資家が押さえておきたい3つの視点
視点①:数字より「需要の質」が重要
- Q3決算:売上・EPS・ガイダンスすべて「予想超え」
- ただし、「どの顧客から」「どの地域で」需要が来ているかが中長期のカギ
→ ハイパースケーラー依存が高いため、そのCapEx計画に変調が出ないかを引き続きチェックする必要があります。
視点②:日本株では「エヌビディアの2〜3次受け」を探す
- 直接NVDAに投資する以外に、
- テスター
- パッケージ基板
- 製造装置
- データセンター建設・運営
など、サプライチェーン全体に目を向けるのが有効です。
視点③:仮想通貨は「AI相場のレバレッジ」という性格が強い
- 現状、BTCはテック株・ナスダックとの相関が高い局面
- エヌビディア決算のような「AIセンチメント改善」が、BTCやマイニング株の短期トレンドを左右するケースが増えています。
日本の主要仮想通貨取引所
BitTrade(ビットトレード)|2円から始められる少額&豊富なアルトコイン
BitTrade(ビットトレード)は、暗号資産交換業の登録を受けた国内取引所で、旧Huobi Japanから商号変更した経緯を持つ事業者です。
海外大手グループのノウハウを背景に、日本向けサービスを展開しています。
最大の特徴は、「取引所(板)の現物手数料が全ペア無料」かつ「取引所で2円から売買できる」という点です。
口座開設・維持管理・取引所での売買手数料がすべて0円と案内されており、売買回数が多いユーザーほど恩恵を受けやすい構造になっています。
取扱銘柄は40種類以上(公式では40〜46銘柄程度と案内)で、ビットコインやイーサリアムに加え、DOGE・SHIB・SUI・ARB・APTといった人気アルトまで幅広くカバー。
「国内ではここでしか買えない」トークンも複数あり、銘柄の選択肢を増やしたい人に向いた取引所です。
BitTradeの主な特徴
- 取引所の現物売買手数料が全通貨ペアで無料(スプレッドは別途)
- 取引所で2円から売買可能で、超少額からお試し投資ができる
- 40銘柄超の豊富なラインナップ(BTC・ETH・XRP・DOGE・SHIB・SUIなど)
- 販売所・取引所・レバレッジ・積立・貸暗号資産などサービスが一通り揃う
- コールドウォレット中心の管理や24時間監視など、セキュリティ対策を強く打ち出している
BitTradeはこんな人に向いている
- 「まずは2円〜数百円レベルで試してみたい」という超少額スタート派
- 取引回数が多く、取引所手数料ゼロのメリットを最大化したい短期トレーダー
- 国内では取り扱いが少ないアルトコイン・トークンも触ってみたい人
BitTradeの注意点
- 一部銘柄では時間帯によって板が薄くなることがあり、大口注文では約定価格に注意が必要
- 日本円出金手数料(例:330円など)がかかるため、出金頻度が多いとコストが蓄積しやすい
| BitTrade 概要(2025年時点) | |
|---|---|
| 運営会社 | ビットトレード株式会社(旧Huobi Japan株式会社) |
| 取扱銘柄数 | 46銘柄 |
| 取引形式 | 販売所/取引所(現物)/レバレッジ/積立/貸暗号資産 等 |
| 取引所手数料 | 現物:全通貨ペアで無料(販売所はスプレッドのみ) |
| 日本円入金 | クイック入金無料(銀行振込・ペイジー等の振込手数料は利用者負担) |
| 日本円出金 | 一定額の手数料(例:330円)が発生 |
SBI VCトレード|金融大手SBIグループの安心感とゼロ手数料
SBI VCトレードは、ネット証券やFX、ネット銀行などを展開するSBIグループの暗号資産取引所です。
総合金融グループとしてのノウハウとリスク管理体制を背景に、運営基盤の信頼性を重視する投資家から選ばれています。
口座開設手数料・口座維持手数料・日本円の入金手数料・暗号資産の入出庫手数料は、すべて無料と案内されています(売買時の取引手数料は銘柄ごとに設定)。
2025年にはDMM Bitcoinからの顧客移管に伴い14銘柄の取扱いを追加し、現物取扱銘柄は全38銘柄規模まで拡大しました。
現物取引に加え、レバレッジ取引・ステーキング・貸コイン・自動積立などサービスも多彩で、「買う」「トレードする」「預けて増やす」をワンストップで行えるのが強みです。
特にステーキング対象銘柄は国内でもトップクラスの多さとなっており、長期保有派との相性が良い取引所です。
SBI VCトレードの主な特徴
- 口座開設・維持/日本円入出金/暗号資産入出庫の主要手数料がすべて無料
- DMM Bitcoinからの移管により、現物取扱いは38銘柄規模へ拡大
- ステーキング・貸コイン・自動積立など、インカム狙いのサービスが豊富
- 金融グループ系ならではのリスク管理・コンプライアンス体制
SBI VCトレードはこんな人に向いている
- まずは運営母体の信頼性を重視して取引所を選びたい人
- 売買だけでなく、ステーキングや貸コインで利回りを狙いたい長期保有派
- 円の入出金・暗号資産送金を頻繁に行い、手数料ゼロのメリットを活かしたい人
SBI VCトレードの注意点
- システムメンテナンスの時間帯が比較的多く、短期トレーダーにとっては取引時間帯のチェックが必須
- 取扱銘柄はメジャー通貨中心のため、「草コイン」など超マイナー銘柄狙いには向かない
| SBI VCトレード 概要(2025年時点) | |
|---|---|
| 運営会社 | SBI VCトレード株式会社(SBIグループ) |
| 取扱銘柄数 | 現物 約38銘柄(ビットコイン・イーサリアム・XRP・SOL・ADAなど) |
| 手数料 | 口座開設・維持・円入出金・暗号資産入出庫は無料(売買手数料は銘柄ごと) |
| 主なサービス | 現物取引/レバレッジ取引/ステーキング/貸コイン/積立 等 |
bitbank(ビットバンク)|アルトコイン現物の国内トップクラス
bitbankは、2016〜2017年頃からサービスを提供している国内暗号資産取引所で、アルトコイン現物の取引量シェアが国内トップクラスと公表されています。
ビットコインだけでなく、XRP・LTC・XLM・MATIC・AVAX・DOGEなど、多くのアルトコインを本格的に売買したい人にとって定番の1社です。
取扱銘柄数は2025年時点で40銘柄前後(公式サイトの一覧では41銘柄、外部統計では44銘柄)とされ、国内でもトップクラスのラインナップを誇ります。
すべて日本円建ての板で取引できるため、複数銘柄に分散投資したい場合にも活用しやすい構成です。
取引ツールはPC・スマホともにTradingViewベースの高機能チャートを採用しており、テクニカル分析をしながらトレードしたいユーザーと相性が良いのも特長です。
さらに「創業以来ハッキング被害ゼロ」と公式にアピールしており、セキュリティ面の評価も高くなっています。
bitbankの主な特徴
- 国内トップクラスの40銘柄前後を現物で取り扱う(BTC/ETH/XRP/LTC/MATIC/AVAXなど)
- アルトコイン現物の国内取引高シェアでNo.1クラスの実績
- TradingView採用のチャートで本格的なテクニカル分析が可能
- 24時間365日の即時出金(対応金融機関)など、資金移動の利便性も高い
bitbankはこんな人に向いている
- ビットコインだけでなく、さまざまなアルトコインを積極的に売買したい人
- テクニカル指標やラインを使ったチャート分析を重視する中〜上級トレーダー
- 現物取引を中心に、銘柄分散と流動性のバランスを取りたい人
bitbankの注意点
- 日本円出金・暗号資産送金には所定の手数料がかかる(例:出金550円/770円、BTC送金0.0006BTCなど)
- 超マイナーな草コインまで網羅しているわけではなく、その場合は他取引所との併用が必要
Coincheck(コインチェック)|アプリの使いやすさで選ぶなら定番
Coincheckは、マネックスグループ傘下の暗号資産取引所で、スマホアプリの使いやすさに定評があるサービスです。
公表されているデータでは、アプリダウンロード数は累計700万件を超え、複数年にわたり国内トップクラスのダウンロード数を記録しています。
取扱銘柄数は2025年時点で35銘柄(現物)と案内されており、BTC・ETH・XRP・LTCといったメジャー通貨に加え、FNCT・BRIL・PEPEなど話題のトークンもカバーしています。
さらにNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」やIEO、貸暗号資産、ステーキングなど、Web3関連サービスの入口としても使いやすい構成です。
アプリのUIは「銘柄一覧 → 買う/売る → 金額入力」のシンプルなステップで、暗号資産の取引が初めてのユーザーでも直感的に操作しやすいのが大きな強みです。
Coincheckの主な特徴
- 現物35銘柄を取り扱い、国内でも上位クラスの銘柄数
- アプリダウンロード数累計700万件超の人気アプリ
- NFTマーケット「Coincheck NFT」やIEO、ステーキングなどWeb3サービスが充実
- 500円程度から少額購入でき、投資デビューにも使いやすい
Coincheckはこんな人に向いている
- とにかくアプリの分かりやすさ・操作性を重視したい初心者
- 暗号資産だけでなく、NFTやIEOなど新しい領域にも触れてみたい人
- スマホひとつで相場確認〜売買まで完結させたい人
Coincheckの注意点
- 販売所のスプレッドは広くなることがあり、慣れてきたら取引所の板取引を活用したい
- 日本円出金には一律407円の手数料がかかるため、出金頻度が多い人はコストに注意
bitFlyer(ビットフライヤー)|ビットコイン取引量9年連続国内トップクラスの老舗
bitFlyerは2014年設立の国内最大級の暗号資産取引所で、ビットコイン年間取引量で9年連続国内トップクラスの実績を公表しています。
預かり資産規模も大きく、ビットコインを中心としたトレーダーから強く支持されています。
取扱銘柄数は2025年時点で38〜39銘柄とされ、ビットコイン・イーサリアム・XRPに加え、ZPG・PEPEなどbitFlyerならではの銘柄もラインナップ。
販売所では、すべての銘柄を1円から購入できる仕様となっており、少額からの分散投資も行いやすくなっています。
取引ツールとしては、シンプルな現物取引所に加え、本格的な板取引プラットフォーム「bitFlyer Lightning」が用意されており、レバレッジ取引や高度な注文方法も利用可能です。
bitFlyerの主な特徴
- ビットコイン年間取引量で長年国内トップクラスという高い流動性
- 現物で40銘柄弱を取り扱い、すべて1円から購入可能
- 現物取引所+高機能な「bitFlyer Lightning」で初心者〜上級者までカバー
- クレカやポイントサービスなど、日常生活と連携した周辺サービスが豊富
bitFlyerはこんな人に向いている
- ビットコインの板取引を、国内でもトップクラスに厚い板で行いたいトレーダー
- 1円単位で細かく数量を調整しながらポジションを持ちたい人
- ポイントやクレカ利用を通じてBTCを少しずつ貯めていきたい人
bitFlyerの注意点
- 日本円出金手数料は利用銀行・金額に応じて220〜770円程度かかる
- 販売所のスプレッドは広めになることがあり、中〜上級者はLightningの板取引を使うケースが多い
OKJ(オーケージェー)(旧 OKCoinJapan)|グローバル水準の銘柄数とステーキングに強み
OKJは、世界的に暗号資産サービスを展開するOKグループの日本法人(オーケーコイン・ジャパン株式会社)が運営する取引所で、「OKCoinJapan」からブランド変更したサービスです。
暗号資産交換業者として登録を受けています。
取扱銘柄数は、2024〜2025年の各種資料・比較記事では40〜46銘柄と紹介されており、ビットコイン・イーサリアムだけでなく、SEI・APT・SUI・AVAXなど、グローバルで人気の銘柄も扱っています。
「海外系のラインナップを、日本の規制環境の中で利用したい」というニーズに応えた構成と言えます。
さらにOKJは、ステーキング・積立(Recurring Buy)・フラッシュディール・レンディングなど、運用系サービスが非常に充実していることでも知られています。
ステーキング対象銘柄数も多く、TRX/ASTR/SUI/APT/SOL/AVAX/ADA/ETHなどに柔軟なプランを提供しています。
OKJの主な特徴
- グローバル系の強みを活かし、40〜46銘柄規模の多彩な暗号資産を上場
- 現物取引の手数料はメイカー/テイカーの段階制を採用し、キャンペーン期間中は一部銘柄でマイナス手数料になることも
- ステーキング・積立・Flash Deals・レンディングなど、資産運用メニューが豊富
- コールドウォレット管理や二段階認証の徹底などセキュリティ対策も強調
OKJはこんな人に向いている
- 国内規制下で、できるだけグローバル水準の銘柄数とサービスを利用したい人
- ステーキングやキャンペーンを活用し、長期保有しながら利回りを狙いたい人
- OKグループの海外サービスに馴染みがあり、日本版を活用したいユーザー
OKJの注意点
- レバレッジ取引には対応しておらず、ハイレバの短期トレードをしたい人には不向き
- 日本円出金手数料が金額により比較的高額になる場合があり、出金頻度が多い場合はコスト管理が必要
GMOコイン|主要手数料ほぼ0円&総合力で編集部イチ押し
GMOコインは、GMOインターネットグループ傘下のGMOコイン株式会社が運営する暗号資産取引所です。
「手数料の安さ」と「サービスの総合力」が高いレベルで両立しており、編集部として最初の1口座にもっともおすすめしやすいオールラウンダーです。
手数料の面では、即時入金・日本円出金・暗号資産送金(全銘柄)が無料(大口出金など一部例外を除く)と案内されており、資金フローの多いユーザーにとって大きなメリットとなります。
代表的なBTC/JPYペアの取引所手数料も、Maker -0.01%/Taker 0.05%と国内でもトップクラスの水準です。
取扱銘柄数は21銘柄前後で、ビットコイン・イーサリアム・リップル・カルダノ・ポルカドット・ソラナなど、主要どころは概ねカバー。
販売所・取引所(現物)に加え、レバレッジ取引・暗号資産FX・積立・貸暗号資産・ステーキング・IEOなど、「暗号資産でやりたいこと」のほとんどを1社で完結できます。
GMOコインの主な特徴
- 即時入金/円出金/暗号資産送金まで主要な手数料がほぼすべて無料
- 取引所のBTC/JPY手数料はMaker -0.01%/Taker 0.05%と良心的
- 現物・レバレッジ・暗号資産FX・積立・貸暗号資産・ステーキング・IEOまでフルラインナップ
- ネットインフラや金融サービスを提供してきたGMOグループのセキュリティ基準
GMOコインはこんな人に向いている
- 「最初の1口座」として、総合力の高い定番取引所を選びたい人
- 入出金や他取引所・ウォレットへの送金を頻繁に行う可能性がある人
- 将来的にレバレッジ・積立・ステーキング・IEOなどにも挑戦してみたい人
GMOコインの注意点
- 取扱銘柄はメジャー通貨中心のため、「草コイン」を含む超マイナー銘柄狙いには別の取引所との併用が必要
- 大口出金(例:2,000万円超)では出金手数料が発生するなど、例外条件は公式ページでの確認が必須
ざっくりQ&A
Q1. 今回の決算は「買い」材料か?それとも「材料出尽くし」か?
A. 数字だけ見れば明確にポジティブです。特に、
- 売上高:57Bドル(市場予想を約4%上回る)
- Q4ガイダンス:65Bドル(市場予想を大きく上回る)
一方で、
- 決算前から「期待値が非常に高かった」
- ここ数年で株価が急騰している
という背景もあるため、短期では「材料出尽くし」「利益確定売り」の可能性もゼロではありません。
Q2. 長期投資目線でのスタンスは?
A.
- AIインフラ投資は2020年代後半にかけて数兆ドル規模に拡大するとの予測もあり、エヌビディアはその「中核プラットフォーム」と見なされている。(Axios)
- とはいえ単一銘柄に集中するのはリスクが大きく、
- NVDA+AIインフラ関連(ASML、TSMCなど)
- AIを活用するプラットフォーマー(Microsoft、Amazon等)
への分散投資が現実的です。
Q3. 仮想通貨はエヌビディア決算をどう見ればいい?
A. 今回の決算で、
- 「AIインフラ投資はまだ継続する」
- 「NVIDIAのGPU需要は高止まり」
というメッセージが確認できたことで、「テック・リスクオン環境の延命」という意味ではプラス材料です。
ただし、ビットコイン価格はすでに9万ドル前後の高値圏にあり、
マクロ要因(米金利・ETFフロー等)の方が中期トレンドには影響しやすい点には注意が必要です。
まとめ:AIサイクル継続を数字で証明した「エポックな決算」
今回のエヌビディア決算は、
- 売上高570億ドル・純利益319億ドルという“桁違いの規模”
- Q4売上高650億ドルという強気ガイダンス
- 「Blackwell売り切れ」「クラウドGPU完売」というCEOのメッセージ
によって、
「AIバブルなのか、本物の構造転換なのか?」
という問いに対し、少なくとも現時点では「まだ本物の需要サイクルが続いている」側に軍配が上がることを示した内容でした。
日本株・仮想通貨を含め、AI関連資産のセンチメントを再び押し上げるトリガーになっている点で、投資家にとっても重要な決算です。
一方で、株価水準はすでに歴史的高水準であり、「期待のハシゴを外される局面」では調整も大きくなり得ることを忘れず、ポートフォリオ全体でのリスク管理を意識する必要があります。
免責事項
本記事は、NVIDIA公式IR資料および主要報道機関の公開情報をもとに作成したものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。最新情報・詳細は、必ずNVIDIA公式IRサイト等の一次情報をご確認ください。