【墨汁速報】米SECイーサリアムETF承認の可能性大幅上昇 ETH価格13%の急伸

イーサリアムETFの承認審査のデッドラインを今週に控えている米国証券取引委員会(SEC)は、イーサリアムETFの上場申請をしている証券取引所に対して申請書類のアップデートを現地時間月曜日に求めたという。これらのリークに伴い、アナリストはイーサリアムETFの承認確率を25%から75%に大幅に引き上げ、ETH価格は30分で10%の急伸となった。

関連記事:【考察】イーサリアム現物ETFはビットコインの次に承認されるか?

イーサリアムETF承認確率大幅上昇

複数のリークによると米国証券取引委員会(SEC)はイーサリアムETFの上場を申請している証券取引所に対し、ルール変更を行う19b-4の申請をアップデートするように求めたという。証券取引所がイーサリアムETFを上場するには19b-4の申請を承認する他、登録届出書であるS-1sも承認されることではじめて取り扱いをすることができる。

アナリストによると米国証券取引委員会(SEC)はこれらを同時に承認するのではなく、19b-4を承認後にS-1sを時間をかけて承認する可能性があるという。

これに伴いブルームバーグはSECによるイーサリアムETFの承認の確率を今まで25%としていたが、75%に引き上げた。このリークによりイーサリアム価格は最大で13%上昇となっており、ビットコイン価格は一時7万ドルを回復した。

イーサリアムETFの承認と証券問題

SECはイーサリアムのETHを証券である可能性を考え、イーサリアムファンデーションを調査しているという。このSECの行動によりビットコイン現物ETFが承認しているにも関わらず、イーサリアムETFの承認の可能性が低いと考えられてきた。

一方でSEC議長のゲイリー・ゲンスラー氏は「ビットコイン現物ETFの承認はビットコインが証券ではないということを証明するものではない」と述べていることから、イーサリアムの証券性はイーサリアムETFの承認に大きな影響を与えないと考えられるだろう。どうやらSECはゲンスラー氏の一枚岩ではないようだ。

関連記事:【墨汁速報】米司法省38.7億円被害のイーサリアムMEV悪用者を逮捕で初の事例

▼仮想通貨(暗号資産)の仕組みや技術、規制の市場影響を勉強するなら「墨汁うまいと学ぶ仮想通貨の世界」!他では見ることができないより詳しい内容を投資家向けにわかりやすく解説

墨汁バナー

墨汁うまいと学ぶ仮想通貨の世界

おすすめの記事
【墨汁速報】モルガン・スタンレー ビットコイン投資を富裕層へ提供するとリーク
仮想通貨ニュース
【墨汁速報】モルガン・スタンレー ビットコイン投資を富裕層へ提供するとリーク
モルガン・スタンレーは、富裕層クライアントへビットコイン投資を行うことができるビットコインファンドへのアクセスを提供するという。JPモルガンの間接的な仮想通貨への投資を行うバスケット取引に対し、モルガン・スタンレーは米投資銀行として初となる富裕層へのビットコインへの投資を提供することになる。