ProShares同様にビットコインETFを申請していたヴァルキリー(Valkyrie)は米国証券取引委員会(SEC)により許可を得て、22日金曜日にNasdaqに上場するという。
ValkyrieビットコインETF(BTF)上場へ
Valkyrieの広報によると、ProSharesやVanEckと同様のビットコイン先物ベースのビットコインETFである「Valkyrie Bitcoin Strategy ETF(ティッカー:BTF)」は22日金曜日にNasdaqに上場し、取引が開始されるという。
VanEckのビットコインETF(XBTF)は23日以降が許可となるため、Valkyrie Bitcoin Strategy ETFが米国2例目となり、VanEckは3例目となる見込みだ。Nasdaq上場時のティッカーはBTFのままとなっており、事前に変更しようとしてた「BTFD」は使用されない。
仮想通貨ファンド初の承認事例
ProSharesはブル型やベア型ETFなど多くのレバレッジ型ETFを有する投資信託であり、VanEckはゴールドETFの老舗であり既存金融での長い歴史を持つ。
対してValkyrieは2020年8月21日に設立されたGlayscaleのような仮想通貨ファンドで歴史は浅い。つまりProSharesとVanEckに続く3例目となるが、仮想通貨ファンドとして米国初の仮想通貨ETFの承認を勝ち取ったことになる。
ビットコインETF承認ラッシュ
コミュニティは当初、ProSharesのビットコインETF承認から連続した許可をSECが出すことはないと考えていた。その考えとは異なり、SECは10月末に入り既に3例目のビットコインETFのローンチを許可している。
これら3例以外にもGalaxy Bitcoin ETFやNYDIG Bitcoin ETFなどの有力ファンドが控えており、2021年末はビットコインETFの承認ラッシュとなる可能性が高いだろう。