ステーキングサービスを提供するステークフィッシュ(stakefish)がイーサリアムのステーキングをより気軽にできるサービスをローンチしました。イーサリアムはプルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS:ETH2.0)に移行しようとしている最中で、ETH2.0 が使えるようになるより先にステーキングができるようになっています。ところがこれまでは32ETHがステーキングの最小単位となっており、執筆時点で1ETH30万円近くするためなかなか気軽にできるものではありませんでした。
厳密にいうとこれまでもライド(LIDO)やロケットプール(Rocketpool)、ステークワイズ(Stakewise)などより少額のETHをステーキングできるサービスはあります。ステークフィッシュのサービスは、セキュリティの高いバリデータノードの長期運用実績がある大手のバリデータサービスが提供する少額からステーキングできるサービスという位置づけでローンチされています。
今回は少額ステーキングの方法を説明します。
0.1ETHからステーキングする方法
まずは下記のリンクからスタートしてください。
https://stake.fish/en/ethereum-shared/
このページに来たらまずは、ステーキングしたいETHの量を入力します。
0.1~32ETHで調整してください。
次に3択でいつステーキングしたETHを引き出すかを選びます。選択肢は左から下記のようになっています。
- 引き出し可能になったらすぐ
- 引き出し可能になってから6か月後
- 引き出し可能になってから1年後
取りあえずステーキングしてみるという人は一番左の「As soon as withdrawals are enables」を選択し、できるだけ長くという人は 右の「1 year after」を選択しましょう。
金額と期間が決まったら右下の「Connect Wallet」を押します。
規約の同意とMetaMaskでの作業
次に、規約に同意するかどうか聞かれます。内容(要約)は下記の通りです。
2.私は、少なくともイーサリアムフェーズ1.5の準備が整うまで、ステーキングデポジットを引き出すことができないことを理解しています。これには1年またはそれ以上かかる可能性があり、全く実現しない可能性があることを理解しています。ステーキング・デポジットが完了後そうなった場合、払い戻しがないことを理解しています。
3.私は、イーサリアムのようなProof of Stakeネットワークでステーキングとバリデーションを行う際にスラッシングのリスクがあることを理解しています。バリデーターがスラッシングされるまれなケースが発生した場合、stakefishはステーキング・デポジットのスラッシング・ペナルティに責任を負わないことを理解しています。
4.私は、プライバシーポリシーおよび利用規約を読み、同意します。
「Sign for Confirmation」を押したら署名するための「MetaMask」が起動するので青い署名ボタンを押します。
すると、内容を確認する画面に移ります。任意ですが、メールアドレスを登録しておくと定期的にサービスからのお知らせを受け取れるようです。そしてもう一度蛍光色のボタン「Sign and Broadcast」をクリックして、MetaMaskからトランザクションを送信します。このあとの画面でトランザクションが承認されるまで少し待てば完了です。
完了したら次のような画面が表示されます。ここまで来たら、画面の下にあるダッシュボードボタンをクリックしてみてください。
ステーキングの状況はダッシュボードから確認できます。このサービスはいろんなユーザーから32ETHを集めてそれをステーキングするサービスなので画面上で確認できるステータスが「Awaiting (待機中)」になっているかもしれません。どれくらいの時間がかかるかは他のユーザーの状況によりますが、32ETH集まるまでしばらく待ちましょう。
ちなみにダッシュボ―ドへは下記ページにある右上のボタンからいつでも戻れます。
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この記事はstakefishからコンテンツ協力を得て提供しています。stakefishは暗号資産ユーザー向けのステーキングサービスを提供しています。Ethereumをはじめとした様々なノード運用の実績を元にサービスを提供しており、ユーザーは秘密鍵を渡すことなくステーキングができます。stakefishによるステーキングサービスの詳細を知りたい方は是非下記のリンクをご参照ください。