イーサリアムETFの承認審査のデッドラインを今週に控えている米国証券取引委員会(SEC)は、イーサリアムETFの上場申請をしている証券取引所に対して申請書類のアップデートを現地時間月曜日に求めたという。これらのリークに伴い、アナリストはイーサリアムETFの承認確率を25%から75%に大幅に引き上げ、ETH価格は30分で10%の急伸となった。
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イーサリアムETF承認確率大幅上昇
複数のリークによると米国証券取引委員会(SEC)はイーサリアムETFの上場を申請している証券取引所に対し、ルール変更を行う19b-4の申請をアップデートするように求めたという。証券取引所がイーサリアムETFを上場するには19b-4の申請を承認する他、登録届出書であるS-1sも承認されることではじめて取り扱いをすることができる。
アナリストによると米国証券取引委員会(SEC)はこれらを同時に承認するのではなく、19b-4を承認後にS-1sを時間をかけて承認する可能性があるという。
これに伴いブルームバーグはSECによるイーサリアムETFの承認の確率を今まで25%としていたが、75%に引き上げた。このリークによりイーサリアム価格は最大で13%上昇となっており、ビットコイン価格は一時7万ドルを回復した。
ETH超速報:イーサリアム現物ETFの審議を今週に控えている米国証券取引委員会(SEC)は
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) May 20, 2024
「ルール変更の19b-4承認後、登録のS-1sという順で時間をかけて承認する可能性がある」
という。
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イーサリアムETFの承認と証券問題
SECはイーサリアムのETHを証券である可能性を考え、イーサリアムファンデーションを調査しているという。このSECの行動によりビットコイン現物ETFが承認しているにも関わらず、イーサリアムETFの承認の可能性が低いと考えられてきた。
一方でSEC議長のゲイリー・ゲンスラー氏は「ビットコイン現物ETFの承認はビットコインが証券ではないということを証明するものではない」と述べていることから、イーサリアムの証券性はイーサリアムETFの承認に大きな影響を与えないと考えられるだろう。どうやらSECはゲンスラー氏の一枚岩ではないようだ。
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