【墨汁速報】米CEM新たな仮想通貨先物としてソラナ(SOL)とリップル(XRP)を2月10に予定=リーク

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の公式テストページのリークによると、同社は2025年2月10日にビットコインとイーサリアムに続く新たな仮想通貨(暗号資産)先物取引としてソラナ(Solana:SOL)とリップル(Ripple:XRP)を新たに提供するという。ソラナ先物及びリップル先物の正式ローンチには米商品先物取引委員会(CFTC)による承認が必要となる。

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CMEが新たにソラナ先物とリップル先物を提供へ

規制当局である米商品先物取引委員会(CFTC)の規制下で米国株インデックスのS&P500やビットコイン先物、イーサリアム先物を提供するCMEグループのシカゴ・マーカンタイル取引所(以下CMEとする)が2025年2月10日ソラナ先物とリップル先物を新たにローンチする予定であることが公式テストサイトのリークによって判明した。

現在はCMEは該当ページを削除しているが、リークページの詳細によると

・SOL先物:1コントラクト=500SOL

・マイクロSOL先物:1コントラクト=25SOL

・XRP先物:1コントラクト=50,000XRP

・マイクロXRP先物:1コントラクト=2,500XRP

となっている。

CMEは仮想通貨先物ビットコイン先物とイーサリアム先物をローンチした際、各先物は1つずつでありマイクロ先物、つまりコントラクトサイズが小さい機関投資家向けではない小口取引の先物は1年以上後にローンチしていた。

一方で今回のリークでは通常の仮想通貨先物と同時にマイクロ先物をローンチするとしており、ビットコイン先物とイーサリアム先物にはオプション取引が提供してあるが、ソラナとリップルにはオプション取引は現時点ではローンチしないようだ。

 

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ソラナETFとリップルETF承認の準備

ETF運用会社であるプロシェアーズ(ProShares)は米国証券取引委員会(SEC)により初めて承認されたビットコインETFの発行者であり、基本的に先物などのデリバティブベースのETFを発行している。そんなプロシェーアズは2025年1月18日にSECに対してソラナETF及びリップルETFを申請しており、各仮想通貨ETFともにインバース(ショート)型、レバレッジ型、レバレッジインバース型の計6つの新たな仮想通貨ETFの審査待ちとなっている。

現状米国では現物型、先物型、レバレッジ型、インデックス型の仮想通貨ETFが承認されているが、ビットコインETF、イーサリアムETFの2つしか存在していない。プロシェアーズはビットコイン先物及びイーサリアム先物ともにCMEの先物を運用するETFであるため、このタイミングを考慮するとCMEと共同で動いている可能性が高いと考えられるだろう。

米国証券取引委員会(SEC)は「SEC仮想通貨2.0」として新たに議長に任命されたマーク・T・ウエダ(Mark T. Uyeda)氏を筆頭に仮想通貨推進派のヘスター・ピアース(Hester Peirce)氏が率いる「仮想通貨特別委員会」を設立、明確な仮想通貨(暗号資産)規制の枠組みを整えるとしている。ドナルド・トランプ氏が仮想通貨推進派であり、個人的にNFTコレクションやトランプコイン($TRUMP)、1000ETHの保有や関連企業でイーサリアムやDeFiトークンへ投資していることを考慮すると、2025年はこれら2つ以外の仮想通貨ETF及び仮想通貨先物の承認が期待できるだろう。

 

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