DataUnion(データユニオン)とは?【Ocean Market】

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DataUnion(データユニオン)とは?【Ocean Market】

(文:Maki@仮想通貨ママコイナー

オーシャン・プロトコル(Ocean Protocol)のプロダクトである「Ocean Market(オーシャンマーケット)」では、さまざまなデータがトークン化され売買されています。

世界的なショッピングモールであるAmazonの商品データをはじめ、医療に関するデータなど、手に入りにくいプライベートなデータさえも手に入るのが特徴です。

そのOcean Marketに深くかかわっているのが、DataUnion(データユニオン)です。今回は、データユニオンがどのようなプロジェクトなのかを詳しくご紹介します。

DataUnion(データユニオン)とは

データユニオンは、AIを用いたデータ売買システムです。世界中から寄せられた膨大な数のデータを、AIが分析して正確かつ適切なデータ売買をするのが目的です。

2021年7月現在、データユニオンはアルファ版が登場しており、まずは画像や写真をアップロードして誰でも売買ができるようになります。

アップロードした画像・注釈に対し、報酬として暗号資産での報酬を得ることができます。

写真を売りたいユーザーは説明(注釈)やタグを使って詳しい情報を提供すればするほど、より多くの収入を得られます。一方で、写真を買いたいユーザーはより詳しい情報とともにお目当ての写真を手に入れられるという仕組みです。

DataUnionのビジョン

AI・アルゴリズムはビジネス、研究をはじめさまざまな分野で活用されていますが、その大部分は大手の企業が市場を支配している状態です。

データユニオンでは、このプロジェクトの参加者が作ったグローバルコミュニティが、現在市場を支配している企業を上回ることを目指しています。

自分が作り出したデータで生まれた利益は、他の誰でもなく自分が得るべきです。それを可能にしているのがデータユニオンで、この考え方と同じOcean Protocolがタッグを組み、Ocean Marketでデータとして売買できるようになりました。

ブロックチェーンプロジェクトならではの安全性

データユニオンでアップロードされた写真と注釈は、すべてが正しいというわけではありません。もしかしたら、報酬目当てで適当な写真や注釈をアップロードしている可能性もありますし、いたずら目的で写真を撮っているかもしれません。

そうなると、AIの精度が落ちてしまい、プロジェクト全体の信頼性にも関わってくるでしょう。これを防ぐために、データユニオンでは「検証」が行われています。

不適切な画像、タグと画像が合っていない、タグが足りないなどの問題が発生した際には、写真をアップロードしたユーザーとは別のユーザーがチェックを行います。

その結果、反対票が多いものは必要に応じて、アップロードしたユーザーを失格にすることも可能です。不正を防ぎ、よりユーザーに求められる質の高い画像・注釈のみをデータとして取り入れていき、AIの精度も高めていけるという仕組みです。

DataUnionの仕組み

アップロードされたデータは、スマートコントラクト機能を使ってやり取りを行います。データの投稿者は、Ocean Protocolの「Compute-to-Data」という仕組みを使って、安全に買い手とやり取りをします。

Compute-to-Dataとは、プライベートなデータのやり取りをする際に、データそのものを受け渡して売買するのではなく、「データへのアクセス権」を売買するものです。これにより、データの投稿者の手元にはしっかりとデータが残ったまま、買い手は必要な情報を手に入れることができます。

Ocean Marketを介してこうしたデータの売買が行われるため、報酬となる暗号資産(OCEAN)も安全にやり取りができ、安全性・信頼性が高いのも特徴です。

DataUnionの基本的な使い方

データユニオンは、次の方法で誰でも画像をアップロードして売買ができます。

①メタマスク(ウォレット)でログイン
②画像をアップロードする
③Data Unionのサイトを介して画像に注釈をつける
④販売

現在アルファ版のデータユニオンですが、開発を進めるために「写真アップロードと注釈のチャレンジ」を行っています。世界中のユーザーから、より多くの画像をアップロードしてもらうとともに、写真への注釈をつけること、そして写真の検証が積極的に行われています。

DataUnionの今後

データユニオンは写真をアップロード・注釈をつけたユーザーにインセンティブがあること、昨今のブームとなっているNFTとも似通った特徴を持っているプロジェクトと言えるでしょう。NFTと大きく違うのは、今後画像のみではなく、テキストやサウンド、3Dオブジェクトなどその他の形もデータも取り扱い、売買できるようになるとしている点です。

データユニオンは今後、「プラットフォームを国際化する」という目標を掲げながら、さらに開発を進めていくとしています。今後、売買できるデータの種類が拡大すれば、Ocean Marketでも売買が活発に行われるのではないでしょうか。

次回は、Data Unionのアルファ版の使い方について、メタマスクとの接続方法から詳しく解説します。

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