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※本記事は、2026年8月25日時点で確認できた市場データ、現物ETFの資金フロー、海外報道などをもとに作成しています。
※暗号資産の価格は短時間で大きく変動するため、記事公開時点では記載した価格を下回っている場合があります。
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ビットコイン(BTC)が再び大きく上昇しています。
2026年8月25日には一時8万1,000ドル台まで上昇し、8月に入ってからの上昇率は約28%に達しました。
イーサリアム(ETH)などにも買いが広がり、仮想通貨市場では主要銘柄の上昇が目立っています。
ここまで短期間で価格が上がると、「今からBTCを買っても遅くない?」「もっと上がる前に買った方がいい?」「すでに持っているBTCは売った方がいい?」と迷う人も多いでしょう。
しかし、急騰しているときほど「上がっているから買う」「下がるのが怖いから全部売る」といった感情だけで判断しないことが重要です。
BTCが8月だけで約28%上昇した今だからこそ、買うか売るかを急いで決めるより、自分の資産状況や売買ルールを一度確認しておきたいタイミングです。
本記事では、すでにBTCを保有している人と、これから購入を検討している人の両方に向けて、急騰相場で確認したい5つのポイントを初心者向けに解説します。
目次
BTCは8月だけで約28%上昇、一時8万1,000ドル台へ
BTCは2026年8月25日、一時8万1,237ドルまで上昇し、5月以来となる約3カ月ぶりの高値を記録しました。
8月に入ってからの上昇率は約28%です。
上昇の背景には、一つではなく複数の材料があります。
特に注目されているのが、米国のBTC・ETH現物ETFへの資金流入です。
直近1週間では、BTC現物ETFに約19億ドル、ETH現物ETFに約6億9,720万ドル、合計で約26億ドルの純資金流入が確認されました。
BTC、ETHともに2026年最大の週間流入です。
一方、8月19日の急騰局面では、BTCのショートポジション約27.5億ドルが清算されました。
価格下落に賭けていたポジションの大量清算が、BTCの上昇をさらに加速させたとみられています。
つまり今回の上昇には、ETFを通じた需要などに加えて、短期的なショートスクイーズが価格上昇を加速させた面もあります。
そのため、「8月に28%上昇したから、9月も同じペースで上がる」と考えることはできません。
では、このような急騰相場では何を確認すればよいのでしょうか。
BTC急騰相場でやるべきこと5選
今回の記事でいう「やるべきこと」は、BTCの購入や売却を勧めるものではありません。
急激に相場が動いたときに、一度確認しておきたいポイントです。

1.現在の含み益と資産配分を確認する
すでにBTCやETHを保有している人が最初に確認したいのは、「いくら儲かったか」だけではありません。
自分の金融資産全体に占める暗号資産の割合も確認してみましょう。
BTCの価格が大きく上昇すると、新たに買い増していなくても資産全体に占めるBTCの割合は高くなります。
購入時には許容できると考えていた金額でも、値上がりによって想定以上に暗号資産へ資産が偏っている可能性があります。
価格が上がったときは「いくら増えたか」だけではなく、「もしここから大きく下落した場合、自分の資産全体にどの程度影響するか」を確認することが重要です。
暗号資産の割合が当初の想定より大きくなっている場合は、一部を売却して資産配分を調整する「リバランス」という考え方もあります。
もちろん、価格が上昇したから必ず売却しなければならないわけではありません。
自分が当初想定していたリスクの範囲から外れていないかを確認することがポイントです。
2.売却・保有のルールを先に決める
BTCが上昇していると、「まだ上がりそうだから売りたくない」と考えやすくなります。
一方、価格が急落すると、「もう一度高値に戻るまで待とう」と考え、結果的に判断を先送りしてしまうこともあります。
そこで考えておきたいのが、価格が大きく動く前に自分なりの売却・保有ルールを決めておくことです。
一定の条件になったら一部を売却する、売却する場合も複数回に分ける、長期保有する分と売買する分を分けるなど、あらかじめ自分なりの基準を考えておく方法があります。
また、「どのような状況なら保有を続けるのか」を決めておくことも一つの考え方です。
急騰相場では「最高値で全部売る」ことを目指すより、自分がどの条件になったらどう行動するのかを事前に考えておく方が判断しやすくなります。
どこが最高値になるかは、価格が下落した後でなければ分かりません。
また、売却して利益が確定する場合は税金にも注意が必要です。
2026年8月25日時点の国税庁の案内では、個人の暗号資産取引によって生じた利益は所得税の課税対象となり、原則として雑所得に区分されます。
ただし、暗号資産取引の年間収入金額や帳簿書類の保存状況などによっては、事業所得など別の所得区分となる場合があります。
利益を把握するには取得価額なども必要になるため、取引履歴を確認・保存しておくことも大切です。
※具体的な課税関係は取引状況によって異なるため、国税庁の最新情報や税理士などの専門家へご確認ください。
3.今からBTCを買うなら「一括購入」以外の方法も考える
BTCが8月だけで約28%上昇すると、「さらに上がる前に買わないと間に合わない」と感じる人もいるでしょう。
値上がりを見て、取り残されることを恐れる心理は「FOMO」と呼ばれます。
しかし、短期間で大きく上昇した後は、利益確定売りなどによって価格が調整する可能性もあります。
これからBTCを購入する場合は、一度に予定額をすべて購入する以外に、購入する時期を複数回に分ける方法もあります。
購入時期を分ければ、資金を一つの価格帯だけで投入することを避けられます。
一方、BTCの上昇が続いた場合は、最初に一括購入した場合より平均的な購入価格が高くなることもあります。
購入時期の分散にはメリットとデメリットがあり、「分けて買えば有利」というわけではありません。
重要なのは、「今すぐ全部買うか、まったく買わないか」という二択だけで考えず、自分の投資期間や許容できる損失に合わせて購入方法を検討することです。
もちろん、購入時期を分けても利益が保証されるわけではありません。
BTC自体が長期的に下落すれば、損失が発生する可能性があります。
BTCを購入できる国内取引所は複数あり、最低購入金額や売買方法、手数料などが異なります。
どこを選べばよいか迷っている場合は、自分の使い方に合った取引所から確認してみましょう。
4.上昇しているアルトコインを理由なく追いかけない
BTCが上昇すると、次に注目されやすいのがアルトコインです。
今回の相場でも、BTCに続いてETHなど複数の暗号資産へ買いが広がりました。
BTCより大きく上昇している銘柄を見ると、「BTCには乗り遅れたから、次はこのコインを買おう」と考えたくなるかもしれません。
しかし、アルトコインはBTC以上に値動きが大きくなる場合があります。
短期間で大きく上昇する一方、相場が反転すれば大幅に下落する可能性もあります。
「まだ上がっていないから」「SNSで話題だから」という理由だけで選ばず、なぜその銘柄が上昇しているのかを確認することが重要です。
確認したいのは、プロジェクト独自のニュースや大規模なアップデートが発表されているのか、ETFなど新たな投資商品の材料があるのかといった点です。
また、独自材料ではなくBTC上昇に連動して買われているだけなのか、短期的なショートスクイーズの影響が大きいのかも確認しておきたいところです。
価格が上昇している理由を調べても購入する根拠を自分で説明できない場合は、値上がりだけを理由に追いかけないことも選択肢です。
5.取引所・コスト・セキュリティを見直す
相場が大きく動いているときほど、普段利用している仮想通貨取引所についても確認しておきたいところです。
売買時の手数料やスプレッドだけでなく、販売所と取引所の違い、取り扱っている暗号資産、最低購入金額、日本円の入出金手数料、利用できる注文方法などを確認してみましょう。
あわせて、二段階認証などのセキュリティ設定も見直しておくことが大切です。
「取引手数料無料」と表示されていても、販売所形式では買値と売値の差であるスプレッドが実質的なコストになる場合があります。
取引金額や売買回数が増えるほど、こうしたコストの違いも確認しておきたいポイントです。
また、相場が活発なときほど、偽サイトやフィッシングなどにも注意が必要です。
二段階認証が有効になっているか、公式サイトや公式アプリからログインしているかなど、基本的なセキュリティ設定も確認しておきましょう。
価格だけではなく、「どこで、どのような条件で取引するのか」を確認することも、急騰相場で見直しておきたいポイントです。
⇒ 手数料・取扱銘柄・サービスから国内仮想通貨取引所を比較する
BTCを購入できる国内仮想通貨取引所を比較
BTCは多くの国内暗号資産取引所で取り扱われていますが、同じBTCを購入する場合でも、売買方法や最低注文金額、積立サービス、入出金条件などは異なります。
特に急騰相場では価格だけに目が向きやすいため、「どの取引所を使うか」もあわせて確認しておきましょう。
SBI VCトレード
SBI VCトレードを検討する場合は、BTCの売買方法や最低注文金額、積立サービス、暗号資産の入出庫条件などを確認しておきましょう。
Coincheck
Coincheckを検討する場合は、BTCの購入方法や最低注文金額、積立サービス、暗号資産の送金条件などを確認しておきましょう。
販売所と取引所では売買方法が異なるため、自分がどの方法を利用するのかも確認することが大切です。
bitbank
bitbankを検討する場合は、BTCの取引方法、注文方法、売買手数料、暗号資産の入出庫条件などを確認しましょう。
頻繁に売買するのか、長期間保有するのかによっても、重視したい条件は変わります。
※国内の暗号資産取引所を利用しても、BTCなどの価格変動や元本割れ、システム障害、不正アクセスなどのリスクがなくなるわけではありません。
各社の最新のサービス内容や取引条件を確認したうえで判断してください。
今からBTCを買うのは遅い?
「BTCが28%も上がった後から買うのは遅いのでは?」という疑問に、誰にでも当てはまる答えはありません。
ここからさらに上昇する可能性もあれば、急騰の反動で大きく調整する可能性もあります。
重要なのは、「8万ドルだから高い」「もっと上がりそうだから今は安い」と価格だけで判断しないことです。
これから購入を検討するのであれば、どの程度の損失まで許容できるのか、どのくらいの期間保有する予定なのか、暗号資産へいくらまで投じるのかを考えておきましょう。
さらに、どのような条件で保有を続け、どのような場合に売却を検討するのかも考えておくと、相場が急変した際に判断しやすくなります。
28%上昇という数字を見て焦って購入するのではなく、自分の資金計画や投資目的を確認したうえで判断することが重要です。
急騰相場では「今すぐ何かしなければ」と考えやすくなりますが、新たな売買をせず相場を見守ることも一つの選択です。
28%上昇でも「強気相場確定」とは言えない
BTCが8万ドルを突破し、現物ETFにも資金が戻っているため、市場環境は数週間前より改善しています。
しかし、今回の上昇だけで「本格的な強気相場が始まった」と断定するのは早いでしょう。
直近1週間ではBTC・ETH現物ETFへ合計約26億ドルが流入しました。
一方、2026年通算ではBTC現物ETFが約29億ドル、ETH現物ETFが約1億9,000万ドルの純流出となっています。
最近になって大きく資金が戻ったものの、2026年に流出した分をすべて取り戻したわけではありません。
また、今回の急騰初期には約27.5億ドルのBTCショート清算も発生しています。
「8万ドルを突破したこと」だけを見るのではなく、「急騰を生んだ短期要因が一巡した後も新しい買い手が入り続けるか」が重要です。
今後は、BTCが8万ドル前後を維持できるか、BTC・ETH現物ETFへの資金流入が続くかを確認したいところです。
さらに、ETHや主要アルトコインにも資金が残るのか、急騰後の利益確定売りを市場が吸収できるのかも、本格的な強気相場を判断する材料になります。
BTCを購入する場合も、「今上がっているから」という理由だけではなく、購入金額や利用する取引所まで含めて事前に決めておくことが大切です。
取扱銘柄や最低購入金額、売買方法などから自分に合う国内取引所を確認できます。
よくある質問
BTCは2026年8月にどれくらい上昇していますか?
2026年8月25日時点で、BTCは8月に入ってから約28%上昇しています。
25日には一時8万1,237ドルまで上昇し、5月以来となる約3カ月ぶりの高値を記録しました。
BTCが急騰した今から買っても大丈夫ですか?
今後さらに上昇する可能性も、大きく調整する可能性もあります。
価格が上昇していることだけを理由に購入するのではなく、購入金額や投資期間、許容できる損失などを考えたうえで判断することが重要です。
購入する場合も、一括購入だけでなく、購入する時期を分ける方法があります。
BTCを持っている場合は利益確定した方がいいですか?
必ず利益確定すべきとは限りません。
長期保有が目的なのか、短期的な値上がりを狙った投資なのかによって判断は変わります。
また、暗号資産を売却して利益が生じた場合は所得税の課税対象となり、原則として雑所得に区分されます。
ただし、取引状況などによって所得区分が異なる場合があります。
BTCが上がったらアルトコインも上がりますか?
BTC上昇後にETHやアルトコインへ資金が広がる場合はありますが、必ず上昇するわけではありません。
アルトコインはBTC以上に大きく値動きする場合もあるため、価格が上昇しているという理由だけで購入しないことが重要です。
BTCはこのまま10万ドルまで上がりますか?
BTCが8万ドルを突破したことを受け、一部の市場関係者からは9万5,000ドルから10万ドル付近への上昇余地を指摘する声も出ています。
ただし、これはあくまで市場予想の一つであり、10万ドルへの到達が保証されているわけではありません。
現物ETFへの資金流入、米国の金利やドル、規制動向、利益確定売りなどによって価格は大きく変化する可能性があります。
まとめ:28%上昇した今こそ「焦って売買しない」ことが重要
BTCは2026年8月25日に一時8万1,000ドル台まで上昇し、8月だけで約28%値上がりしました。
仮想通貨市場では主要銘柄にも上昇が広がり、再び強気な雰囲気が出ています。
しかし、このような急騰相場だからこそ、価格だけを見て焦って売買しないことが重要です。
すでにBTCを保有している人は、現在の含み益だけでなく資産全体に占める暗号資産の割合を確認してみましょう。
これから購入する人は、一時点の価格だけで判断せず購入方法を考えることが大切です。
また、急騰したアルトコインを理由なく追いかけないことや、利用している取引所のコスト・セキュリティを見直すことも重要になります。
「BTCが28%上がったから何を買うか」ではなく、「28%も動いた相場で自分の資産をどう管理するか」を考えることが、今の局面では重要です。
BTCがさらに上昇するか、一度調整するかを正確に予測することはできません。
だからこそ、上昇してから焦って買い、下落してから慌てて売るのではなく、購入・保有・売却について自分なりのルールを決めておくことが大切です。
⇒ 手数料・取扱銘柄・サービスから国内仮想通貨取引所を比較する
出典・参考
- Reuters「Bitcoin rises above $80,000 as soft dollar, debasement fears boost momentum」
- The Block「Bitcoin and ether ETFs draw $2.6 billion in strongest inflow week since October, tripling volume」
- The Block「Bitcoin's rally pushes past $72,000 as analysts see demand beyond historic short squeeze」
- 国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」
※本記事は、BTC、ETH、その他の暗号資産の購入・売却を推奨するものではありません。
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