【墨汁速報】イーサリアム大型アップデート“Arrow Glacier”(アロウグレイシャ)を無事実装

イーサリアムは大型アップデートの「Arrow Glacier(アロウグレイシャ)」を#13773000ブロックで無事実装した。「Arrow Glacier」は2021年11月に予定が公開され、ETH1とETH2の統合となる「The Merge」の実装を2022年6月までに予定した一時的なディフィカルティボムの調整となっている。

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「Arrow Glacier(アロウグレイシャ)」を無事実装

イーサリアムのブロック高は「Arrow Glacier」を実装する#13773000ブロックに達し、無事実装に成功した。

「Arrow Glacier」はEIP-4345のみを含み、「2021年12月1日をターゲットとしたディフィカルティボムの発動を2022年6月まで延期する」というシンプルなアップデートとなっている。

そのため普段のアップデートで行われるEVMの調整や新規OPCODEなどは追加されておらず、予定されていたシャンハイアップデートではなく、EIP-3675「The Merge」を意識した調整アップデートということだ。

関連記事:【墨汁速報】イーサリアム2.0 “The Merge” Pithosテストネットがローンチ パブリック公開として初

マイニングプールの対応ミス

ロンドンアップデート時にも一部のマイニングプールがノードをアップデートしていないミスがあり、無効なブロックを生成していたマイナーがいたことは記憶に新しい。
今回の「Arrow Glacier」でも中国系マイニングプールの「Huobi」や「OKEx」がアップデートを行っていなかったとされており、13773000ブロックで無効なブロックを生成したと報告がされている。

これらのアップデートミスは無効なブロックを生成し、マイナーが報酬を失うことになるが67.9%はアップデートに対応しているため、イーサリアムネットワーク全体には影響は殆どないと言えるだろう。

イーサリアムバリデータはアップデートを

一般のイーサリアムユーザーは特に対応をする必要がなく、Arrow Glacierに対応しなければいけないのは、

・イーサリアムソロマイナーorマイニングプール
・イーサリアム2.0のバリデータ
・仮想通貨取引所
・サービス提供者

のみである。

特にイーサリアム2.0で自己ノードでステーキングしている場合、クライアントをアップデートしていないと再起動時にBeacon Nodeを起動できなくなり、オフラインペナルティを受けるため注意が必要。
InfuraなどでGethのエンドポイントを使わずにETH1ノードを建てていない場合はサービス提供者がアップデートをしていればそのままで大丈夫だ。

関連記事:イーサリアムETFは承認されるのか?ビットコインETF承認から考察するSECの傾向

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