リークによるとイーサリアム最大手Web3ウォレットのメタマスク(Metamask)がビットコインをサポートするという。メタマスクはイーサリアムスタートアップのコンセンシス(Consensys)が開発するWeb3ウォレットであり、手軽さから最も使用されている仮想通貨ウォレットとなっている。
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メタマスクがビットコインをサポート
リークによるとイーサリアムの最大手Web3ウォレットであるメタマスク(Metamask)はビットコインのネィティブサポートを予定しており、早ければ来月中から使用することができるようになるという。リーク者の一人によるとどのようなビットコインの機能にメタマスクからアクセスできるようにするかはまだ確定はしていないものの、初期段階では限られたサービスを展開し段階的に対応していくと述べている。
イーサリアム上の「分散金融(DeFi)」やNFTなどのエコシステムにアクセスするためのゲートウェイであるメタマスクは最も使用されているWeb3ウォレットであり、月間のアクティブユーザーは3000万人を超えている。メタマスクのサポートによりビットコインのユーザーエクスペリエンスは大きく向上するといえるだろう。
BTC超速報:リークによるとイーサリアム最大手Web3ウォレット「Metamask」がビットコイン(BTC)のサポートするという。早ければ来月からMetamaskでビットコイン送金が可能になり、最初は制限があるという
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) May 22, 2024
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ビットコインの盛り上がり
イーサリアムは2015年のローンチ後仮想通貨でもっとも巨大なエコシステムを繁栄しており、ビットコインが開拓したブロックチェーンという分野の可能性を無限大にしたと言えるだろう。近年ではビットコインの特性を活用したいわゆる「ビットコインNFT」のオーディナルズ(Ordinals)やルーン(Rune)でこれまでのデジタル・ゴールドとは異なる盛り上がりを見せている。
またイーサリアム上に展開する新たな実行レイヤーであるロールアップ(Rollup)も最近ではビットコインL2として登場してきており、まだ規模は小さいもののVCから盛んに資金調達をしている。メタマスクはWeb3ウォレットという分野でライバルとなるシンガポール発のデバンクが開発するラビーにシェアを少しずつ奪われており、今や当たり前となったWeb3ウォレットとしての新たな境地を探し求めているのだろう。
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