【墨汁速報】SEC「ビットコイン現物ETF申請は不十分」とし申請書類を返却=リーク

世界最大手の資産運用会社ブラックロックやフィデリティが申請している上場投資信託”ビットコイン現物ETF(Bitcoin Spot ETF)”の申請について米国証券取引委員会(SEC)はナスダックとシカゴ・オプション取引所(Cboe)に「不十分」と伝えたという。この報道によりビットコイン価格は一時3万ドルを割った。

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SEC「ビットコイン現物ETFは不適格」

リークした人物によると米国証券取引委員会(SEC)はナスダックとシカゴ・オプション取引所(Cboe)に対してブラックロックから続く一連のビットコイン現物ETFの申請は”明確かつ包括的ではない”とし、不適切であると伝えたという。ブラックロックのビットコイン現物ETFを皮切りに、世界第4位の運用資産を持つフィデリティや2018年から2019年にかけて話題になったゴールドETFの老舗”ヴァンエック(VanEck)”などが一度否決されたビットコイン現物ETFを再申請している。

リーク者によるとSECは監視共有協定(Surveillance-sharing Agreement)について十分な情報が提供されていなかったことから申請書類を返却したとしており、運用会社はこれらの修正を行い再度提出できるという。Cboeの広報はファイルを修正して再度提出するという。

Cboeは5つのビットコイン現物ETFを再申請

Cboeは即座に対応を行い、フィデリティやヴァンエッグ含む5つのビットコイン現物ETFを米国証券取引委員会(SEC)に再提出した。SECが問題として指摘していた監視共有協定(Surveillance-sharing Agreement)にはコインベース(Coinbase)が提携することとなった。

つまり一時的にビットコイン現物ETFの申請は否決になったのと同等となり、ビットコイン価格が3万ドルに下落した要因となっている。

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