米国証券取引委員会(SEC)はブラックロックなどに申請されていた8つのイーサリアムETFを正式に承認した。イーサリアムETFの承認は3日前からSECの動きに変化があり、政治的背景からもSEC議長のゲンスラー氏にプレッシャーがかけられていた。イーサリアム価格は一時3500ドルまで下落するも、イーサリアムETF承認発表により一時3880ドルまで回復。
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SECは8つのイーサリアムETFを承認
米国証券取引委員会(SEC)はイーサリアム現物を運用するイーサリアムETFの上場申請である19b-4を承認、承認されたイーサリアムETFはブラックロックを含む8つとなっており、
・ブラックロック(BlackRock)
・フィデリティ(Fidelity)
・グレースケール(Grayscale)
・ビットワイズ(Bitwise)
・ヴァンエック(VanEck)
・アーク(Ark)
・インベスコ・ギャラクシー(Invesco Galaxy)
・フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)
となっている。
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— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) May 23, 2024
イーサリアムETF取引開始?
事前のリークにあったように、実際に証券取引所でイーサリアムETFが取引されるにはS-1が承認される必要があり、ブラックロックなどのファンドはSECとS-1の承認に向けた調整が必要となる。そのためイーサリアムETFは承認されたが、取引の開始は24日付けということになるわけではないということだ。
既にヴァンエックなどは取引ティッカーを登録しているものの、今回の承認を受けてS-1の修正を早くも提出している。21日のリーク時点では証券取引所側が申請している19b-4を承認した後、SECは時間をかけてS-1の承認をする可能性が考えられているが、イーサリアムにとってプロト・ダンクシャーディング(Proto-Danksharding)の実装以来の大きなファンダメンタル影響と言えるだろう。
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