
ビットコイン(BTC)のドル建て価格は大きな節目となる10万ドルを突破し、一時101,500ドルを記録した。このビットコイン高騰の背景には仮想通貨推進派で知られるドナルド・トランプ大統領が英国との関税における貿易協定を発表したことが理由となっており、この発表前の事前告知で「トランプ関税ショック」回復を相場が期待していた。
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トランプ大統領「英国との貿易協定合意に至った」
ビットコインはトランプ政権発足の事実売りから下落した今年2月ぶりにドル建てで10万ドルを回復、そしてビットコインの3倍のパフォーマンスとなる+12~15%を記録したイーサリアムは同じく節目となる2000ドルを一足先に回復した。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨は仮想通貨推進派のドナルド・トランプ氏が2024年11月の大統領選挙で圧勝したことから高騰しており、ビットコインは史上最高値を大きく上回る10万9000ドルを記録。その後2025年1月の大統領就任式から「事実売り」とな4月初旬にかけて3ヶ月連続の下落となっていた。
この背景にはトランプ大統領の第一次トランプ政権を大きく超える各国への関税が理由となっており、いわゆる「トランプ関税ショック」を引き起こし、令和のブラックマンデーが警戒されるほどの下落を記録。FRBのパウエル議長を「利下げが遅すぎる」と非難し、解任発言などから市場の不審は高まり一時74000ドル代まで下落した。
これらの大本の関税における貿易協定がイギリスと合意にいたり、結果的に自国は関税引き上げをして英国には下げさせる形でまとまったことで10万ドルを回復している。
BTC速報:トランプ大統領がイギリスとの関税における貿易協定の詳細を発表。
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) May 8, 2025
英国:5.1%→1.8%
米国:3.4%→10%#ビットコイン #イーサリアム #仮想通貨 #暗号資産 #BTC $BTC pic.twitter.com/yxWB6bUSWW
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