仮想通貨取引所Biboxインタビュー:無期限契約、IEO計画などの新しい取り組みに注目

仮想通貨取引所であるBiboxについて、Bibox東南アジア マネージングディレクター Guojie Liu氏へのインタビュー形式でご紹介します。

100種類以上の仮想通貨の取引サービスを提供

Q. Biboxについて教えてください
A. Biboxは2017年11月にローンチした最大の取引所の一つであり、初めてトークン選定にAI技術を採用しました。セキュリティ、透明性、安定性、快適なUXなどユーザーメリットを重視しており、100種以上の高品質な仮想通貨、200以上の通貨ペアで安全で安定した仮想通貨取引サービスを提供しています。

Q. どのくらいの規模でサービスを展開しているのですか?
おかげさまで2019年1月時点で登録ユーザー200万人を超えました。またCoinMarketCapによると、24時間の平均出来高は6億ドルに上ります。拠点としては米国、スイス、カナダ、中国、韓国、日本、シンガポール、ベトナムにオペレーションセンターがあります。欧州、韓国では法定通貨の取り扱いを予定しており、スイスではChain Capitalを買収し、昨年8月にVQFライセンスを取得しました。

Q. 今回無期限契約を開始した経緯について教えてください
実は無期限契約はBiboxにとって最初のデリバティブ商品ではありません。私たちは去年の11月下旬に私たちの初のデリバティブ商品であるBibox Bondsを発行し、12時間以内に完売しました。これは私たちだけでなく投資家にとっても大きな成功となり、その意味では「無期限契約」への展開は自然な流れと言えます。

賞金10BTCのトレードコンペも開催

Q. トレーダーからはどのくらいの無期限契約の需要がありますか?
無期限契約の開始1か月で、1日の取引量として1億ドルを超えました。これは投資家がデリバティブ取引へ高い関心を抱いていることを示しています。さらに私たちは2月から最大賞金10 BTCのトレードコンペを、現在はチームコンペを開催していますが、3月25日時点で総取引量は50億USDTを超えています。チームコンペは日本時間で4月8日午前9時まで開催しています。

Q, Biboxはこれからどのような企業を目指していくのでしょうか?
私たちは厳選したデジタル資産の提供とイノベーションの両方において多くのことに取り組んできました。前者に関しては、84以上の厳格なトークン選定基準を設け、高品質なトークンのみをリストするAI技術を活用しながら各トークンを評価するブロックチェーンエキスパートを配置しています。イノベーションに関しては、Bibox BondsやBTCとETHの無期限契約を開始し、最近EOSを追加、次にLitecoinを追加予定です。今後も引き続きトークン取引を中心にデリバティブ商品を追加予定です。また近日中にはBibox OrbitというIEOプロジェクトをローンチする予定ですので楽しみにしていてください。

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