【墨汁速報】米SECソラナ(SOL)ETFの申請を否決 SOLを再度証券の可能性として指摘=リーク

リーク報道によると米国証券取引委員会(SEC)はシカゴ・オプション取引所(Cboe)が申請していた2つのソラナ(Solana)ETFを否決したという。仮想通貨(暗号資産)におけるETF、上場信託は2024年にはいって初となる現物型のビットコインETFが承認され、7月に承認されている。

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SECがソラナETFを否決

リーク報道によると米国の証券取引所がETFを上場する際に審議を行う規制当局の米国証券取引委員会(SEC)がシカゴ・オプション取引所(Cboe)が申請していた2つのソラナ(Solana)ETFを否決したという。今回否決されたのは証券取引所側がETF発行者の代わりに申請をする19b-4で、何度でも申請をすることは可能だ。

Cboeが申請していたソラナETFはビットコインETFやイーサリアムETFをすでに運用しているヴァンエッグ(VanEck)と21シェアーズ(21Sheres)であり、21シェアーズの申請はすでにSECの申請システムであるエドガー(EDGAR)から取り下げされている。一方でヴァンエッグは依然として申請しており、Cboeが再度上場申請を進めれば再審議される可能性はあるということだ。

 

関連記事:【墨汁速報】シカゴ・オプション取引所(Cboe)5つのイーサリアムETF上場を発表

 

SOLの証券問題

米国証券取引委員会(SEC)は世界最大手仮想通貨取引所のバイナンス(Binance)に対する訴訟などでBNBだけでなくSOL、他にはメジャー仮想通貨(暗号資産)であるMATICなどの仮想通貨を証券であると名指ししていた。

現物のBTCを運用するビットコインETFを承認した際、現SECの議長であるゲイリー・ゲンスラー氏は「ビットコインETFは承認したがBTC自体を保証や承認したわけではない」と声明を発表していた。一方でソラナETFの否決理由がSOL自体の証券に該当するという問題であるということであれば、すでに承認されているビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)は証券ではないとSECは考えていると言えるだろう。

 

コラム:イーサリアムETF承認はなぜETH価格高騰に影響してないのか?

 

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