お寿司のNFTも?nanakusaが創るアーティストエコノミー

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お寿司のNFTも?nanakusaが創るアーティストエコノミー

暗号資産がマーケット疲れの雰囲気を醸し出している中でも、人気が衰えることのないNFT。グッチ(Gucci)やドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)などのハイブランドもNFT発行表明しているほか、国内でもLINEやサイバーエージェントグループのCyberZなどがNFT事業への参入を表明しています。そんな中、今回は国内でも真っ先にローンチしたNFTマーケットプレイスのnanakusa(ナナクサ)について紹介します。

nanakusa(ナナクサ)とは?

nanakusa イメージ

NFTマーケットプレイスのnanakusaは、プラットフォーム公認のコンテンツホルダーやNFT販売事業者、個人活動するクリプトアーティストが制作したNFTの発行と販売、ユーザー間の二次流通が可能なプラットフォームで、イーサリアム(Ethereum)とポリゴン(Polygon)に対応しています。

このプラットフォームはスマートアプリという国内企業によって運営されており、nanakusa以前はゲームやNFTに関心があるユーザー向けにイーサリアム上のトークンが管理できる「GoWallet」などを手がけていました。

ウェブサイトを見てみると、「クリエイターズマーケット」からはアートや写真、動画、トレーディングカードが、「パートナーズマーケット」からは提携しているブロックチェーンゲームやアイドルグループ、VtuberのNFTの出品情報を見ることができます。

また、nanakusaでNFTを販売するアーティストは審査制になっており、これまで2回募集が行われています。募集条件は「アーティスト(アナログ/デジタル)、フォトグラファー、イラストレーター、作家、ミュージシャン、声優、動画クリエイターなど、アーティスト活動を行っている方、または今後クリプトアーティストとして活動を目指している方」とあり、興味のある方は第三期の募集を待って申し込む事ができます。

SUSHI TOPSHOTでも話題に

Sushi Top Shot

nanakusaでは「NBA TOPSHOT」ならぬ「SUSHI TOPSHOT」というユニークな取り組みとのコラボレーションも行われています。

スシスワップ(SushiSwap)のSUSHIトークンによる決済が可能なことで暗号資産界隈のファンが訪れていた鮨店、銀座渡利。この鮨店では5月22日の「ビットコインピザday」に合わせNFT「SUSHI TOP SHOT」の販売を開始していました。さらに、今年7月には七夕にのタイミングに合わせてnanakusaとのコラボシリーズとして7日間で「穴子」「トリガイ」「赤身」「ウニ」「車海老」「鉄火巻」「のど黒」の包丁さばきなど、戸前寿司職人の技をNFT化した作品を販売し、数分で売り切れになるほど注目が集まりました。

nanakusaを運営する高氏は「SUSHI TOPSHOTは日本のNFTプロジェクトとしての成功事例だといえます。SUSHI TOPSHOTは国内外のユーザーの関心を引き、コミュニティでも交流が行われています」とコメントしています。

関心が高まるNFT、成功させるためのカギは?

今回はさらにnanankusaの運営会社であるスマートアプリ代表取締役の高さんにnanakusaローンチ後の影響についてお話をうかがいました。

高氏:nanakusaとNFTコンサルティングサービスの発表後、非常に大きな反響を頂きました。企業の関心が高く、すでに50件以上のお問合せが来ています。NFTというキーワードに反応してとりあえず発行してみたいと考えられる方も多いかもしれませんが、弊社では担当者の方にNFTがどんなものであるか、本質的な価値はどこにあるのかといったことについて理解いただいた上で一緒に取組みを進めています。

NFTは、発行しようと思えば簡単に発行できてしまいます。しかし、意味のあることをするためには発行体となる企業が提供するサービスのユーザーやファンが何を望んでいるかを考え、さらに唯一無二のデジタルコンテンツがそこにフィットするのかを見極めた上で、どんな販売や配布の方法を取ればエンゲージメントを高めたり、期待した効果が出せるかといった点について整理しながら企画を進めています。流行にただ乗ろうとするのではなく、本質を理解した上での取り組みができるかという点が肝になります。 

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ポリゴン(Polygon)との提携を選んだ理由は?

高氏:今年2月にPolygonとの提携を発表しました。背景としてはNFTのマーケットプレイスを構築するにあたってイーサリアムのガス代が私たちにとっても大きな課題になっていました。

そこでいろいろな選択肢を検討しましたが、Polygonは数年前からL2、サイドチェーンに関する取り組みを続けている実績があり、プロジェクトとしてきっちり動いていたこと、技術の導入が容易であることを評価しました。加えて、すでに国内でブロックチェーンゲームのプロジェクトに取組んでいるチームへのヒアリングからも同様の理由でPolygonが支持されているという意見を聞いて、Polygonと提携する運びになりました。今後はPolygonだけにとどまらず、マルチチェーン対応を進めていく予定です。

アーティストエコノミー形成を目指すnanakusaの今後は?

高氏:今後やっていくべき事としては、国内プラットフォームとしてnanakusaにしかない機能や特色を出しながらスピード感を持って進んでいくことです。もう一つはクリエイターのキュレ―ション強化、そしてUIUXの改善です。nanakusaのロードマップは今後発表する予定ですので発表を楽しみにしていただければと思います。

アーティストとNFTプラットフォームとの関係については、nanakusaローンチ後のイベントなどで、アーティストの方からはNFTによって活動の幅が広がったという声や今後に期待しているという声を頂くことがあり、アーティストエコノミーの形成に向けてnanakusaが重要な役割りを担っているという実感が得られました。

nanakusaでは誰でも作品を出品できるわけではなく承認制になっていますが、アーティストの方がプロフィールに「nanakusa公認アーティスト」と書いてくださっていたりするととても嬉しく思うと共に、プラットフォームのブランド力も上げて相互に価値を高め合い、世界一のクリエイター集団がいるプラットフォームを作り上げたいと考えています。

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コインチョイス編集部
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