【墨汁速報】イーサリアム公式がついにマージ(The Mereg)の9月実装を正式にアナウンス

イーサリアムファンデーションは7年間で最大の大型アップデートとなるマージ(The Merge)を9月に実行すると正式にアナウンス、ついにメインネットでの実装確定となる。イーサリアムのマージではマイニングを破棄するパリ(Paris)アップデートとマージの前準備であるベラトリクス(Bellatrix)アップデートが2回にわたって行われる。

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イーサリアム財団 マージの予定を正式アナウンス

イーサリアム財団(Ethereum Foundation)はローンチから7年の集大成となる超大型アップデート「マージ(The Merge)」を9月に正式にDeFiやNFTが動いているメインネットに実装すると発表。

22日にはイーサリアムのイーサリアム財団が開発するソフトウェアクライアントのゲス(Geth)がマージを実装するタイミングである最終合計難易度の58_750_000_000_000_000_000_000を含む最新版を公開し、翌23日にはイーサリアム2.0の4つのメジャークライアントプリズム(Prysm)やテク(Teku)、ライトハウス(Lighthouse)、ニンバス(Nimbus)もマージを実装する最新版を公開していた。

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パリとベラトリックスアップデートとは?

イーサリアムのマージではまず先にステーキングがされているイーサリアム2.0(またはET2)においてベラトリックス(Bellatrix)アップデートが9月6日に行われて事前準備を行い、ゲスなどのイーサリアム1.0(またはETH1)にてパリアップデートが9月15日に行われ、現行のイーサリアムはETH1エンジンとしてコントラクト実行や送金を行うエグゼキューションレイヤーへと生まれ変わる。

つまりマージはパリとベラトリックスアップデートの2つで構成されており、32ETHをステーキングしているバリデータは両方とものノードを予定日より前にアップデートをしなければならない。

イーサリアム2.0側がエポック(Epoch)というブロック高に相当する実装を行うのに対し、イーサリアム1.0側ではTTDを利用するため変動しやすいことから想定範囲は10日~20日としているが、イーサリアム開発者のリサーチによると15日前後と推計されている。

イーサリアム1.0側に同期バグが発見

一方でイーサリアム1.0のクライアント「ゲス(Geth)」では公開された最新版で同期の際にバグが確認されており、セントリーオメガ(Sentry Omega)という一時修正となるホットフィックスが24日夜に公開されている。

だがこのバグはマージに関係するわけではないため、延期の理由とはならないだろう。

関連記事:イーサリアムのマージ(The Merge)でどう変わる?DeFiやNFTへの影響は?

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