【墨汁速報】米司法省とSEC「1200億円の仮想通貨トラブル」のブローカレッジ「ジェネシス」とDCGの調査開始

リーク報道によるとウィンクルボス兄弟のジェミニ(Gemini)と1200億円のトラブルを抱える仮想通貨ブローカレッジ最大手のジェネシス・トレーディング(Genesis Trading)と親会社のデジタル・カレンシー・グループ(DCG)は、米司法省と米証券取引委員会(SEC)から両社の資金関係の送金について密かに調査が開始されたという。

ジェネシス・トレーディングは提携先の仮想通貨取引所ジェミニと資金ロックトラブルを抱えており、チャプターイレブン(米連邦破産法11条)の破産申請を模索しているとされている。

関連記事:【墨汁速報】ジェネシス非任意的破産申請の危機 最大手仮想通貨ファンドGBTCへも波及か?

米当局がジェネシスとDCG間の送金を調査

米司法省と米証券取引委員会(SEC)のジェネシス・トレーディング調査に詳しいとするリーク人物によると両社間の巨額の送金について調査を開始したという。ジェネシス・トレーディングは親会社であるDCGに対して16.75億ドル(約2212億円)のローンを提供しているとされており、ジェミニのキャメロン・ウィンクルボス氏は1月4日に掲載した公開状で避難していた。

米司法省のニューヨーク東部地区局はDCGとジェネシスに対して資料の提出と面会を求めたという。さらに米証券取引委員会(SEC)も独自取り調べとして同様の初期段階の調査を開始、リーク者によると「両社ともに不正を告発されたことはない」という。

関連記事:【墨汁速報】1200億円のトラブル抱える仮想通貨ブローカレッジ「ジェネシス」チャプターイレブン破産申請を模索

DCGは調査を否定

DCGの広報担当者は米司法省のニューヨーク東部地区局からの調査の実態はないと否定、それに対してジェネシスの広報担当者は「一般的な協議」とするも、詳細へのコメントは控えるとしている。

一方でジェネシスは仮想通貨ヘッジファンドのスリー・アローズ・キャピタル破産による11億ドルという巨額損失やFTXグループ破綻による資金ロック、ジェミニから借入ている1200億円問題を抱えており、2023年1月に入って2度目の人員整理をして破産申請の可能性を模索している。DCGは100%子会社である関係からか2000億円以上の巨額のローンを借入ており、SECの報告会社としてジェネシスの姉妹会社である運用成績の優れないグレースケール仮想通貨投資信託でも非常に目立つ存在だ。

FTX破綻から顧客資産使い込みや証券取引法違反で司法省とSECがFTXとアラメダ・リサーチを調査して訴訟したことから、DCGとジェネシス・トレーディングにもトラブルから疑いの目が向けられているのは明らかだろう。DCGは仮想通貨企業最大手の規模を誇り、もし万が一不正が発見されて明るみにでた場合の仮想通貨市場への影響は計り知れないだろう。

関連記事:2023年の仮想通貨の見通し、ビットコイン(BTC)は高騰する?

▼墨汁サロンでは投資家向けに知られていないDeFiやNFTのセキュリティ対策、イーサリアム2.0の仕組みや技術、マージ対応の32ETHステーキングのやり方の解説や検証、テクニカル分析理論、ファンダメンタルなどをより深く解説しています。

墨汁バナー

墨汁うまいと学ぶ仮想通貨の世界

おすすめの記事