イーサリアムのL2とEVMチェーンへのブリッジを提供するホッププロトコル(Hop Protocol)は、ガバナンストークンのHOPトークンの発行とエアドロップ、Hop DAOのローンチを発表した。イーサリアムL2関連のエアドロップはオプティミズム(Optimism)のOPトークンにより、今後もトレンドとなっていくだろう。
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HOPをエアドロップ
イーサリアムのL2ネットワークであるアービトラム(Arbitrum)やオプティミズム(Optimism)、サイドチェーンのポリゴン(Polygon)などのブリッジを提供するホッププロトコル(Hop Protocol)は、ガバナンストークンとなるHOPトークンを利用ユーザーに対してエアドロップすると発表。
エアドロップはホップを使用したことがあるユーザーなどに8%が割当られており、60%を超えるHOPがDAO基金へと保管され、今後のホップエコシステムの成長に使われることになる。
HOPエアドロップの条件
HOPのエアドロップはオプティミズムとは異なるアプローチを行っており、
3.35%:1000ドル以上かつ2回ブリッジしているユーザー
2%:流動性マイニングを行っていたユーザー
2%:1年ロックしているユーザー
0.1%:上位500名のディスコード利用者及び79ツイッターアカウント
0.05%:ホッププロトコルの開発者
0.5%:デプロイしたアカウントを持つAuthereumユーザー
となっている。
ホップエクスチェンジで流動性マイニングを行っていたLPや1年のロックを行ったユーザーがHOPエアドロップを獲得するには2022年4月1日より前に利用している必要がある。
HOPのエアドロップを確認する方法
HOPのエアドロップを獲得できているかを確認するにはホップエクスチェンジ(Hop Exchange)のエアドロップページ(https://app.hop.exchange/#/airdrop/preview)へアクセスし、メタマスクなどのウォレットで接続するか、アドレスを入力することで確認できる。
加速するL2周りのエアドロップ
ロールアップ(Rollup)をコア技術として採用したL2のオプティミズムがガバナンストークンのOPをローンチしたことを皮切りに、今後はアービトラム(Arbitrum)などもガバナンストークンを利用者にエアドロップする可能性が高まってきている。
またイーサリアムのL2ネットワークは2021年より本格始動しており、2022年はOPトークンやHOPトークンと同様のL2周りのエアドロップ給付金がトレンドとなるだろう。
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