ブラックロックに次ぐ世界4位の運用資産を誇るフィデリティ(Fidelity)が上場投資信託「ビットコイン現物ETF」の申請を準備しているという。同社は2018年より仮想通貨(暗号資産)事業に参入しており、ブラックロックの「ビットコイン現物ETF」の申請に続いて多くの資産運用会社やファンドがビットコイン現物ETFを申請しており、ブラックロックに次ぐ一連のムーブとなっている。
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フィデリティもビットコイン現物ETF申請へ
リークによると運用資産が71兆円を超える最大手資産運用会社のフィデリティ(Fidelity)が、ブラックロックに続いてビットコイン現物ETF(Bitcoin Spot ETF)の申請準備をしているという。
フィデリティのビットコイン現物ETFのプランに詳しいとされるリーク者によると、同社の申請は早ければ現地時間火曜日には行われると述べている。ブラックロックはリーク報道後16日にビットコイン現物ETFを申請しており、それに続いてインベスコ(Invesco)、ウィズダムツリー(WidsomTree)も申請しており、ビットコイン先物ETFを既に運用しているビットワイズ(Bitwise)、バルキリー(Valkyrie)も同様に申請を行っている。
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フィデリティの2度目のビットコイン現物ETF挑戦
フィデリティは世界最大手でブラックロックに続く世界4位の資産運用額を誇り、2018年には仮想通貨(暗号資産)事業に参入していたことで知られている。フィデリティはまず仮想通貨カストディを開始し、同社顧客にビットコイン市場へのアクセスを限定的に開始。その後2021年にビットコイン現物ETFとして「ワイズオリジン・ビットコイントラスト(Wise Origin Bitcoin Trust )を申請、2022年に米国証券取引委員会(SEC)によって否決されていた。
つまりフィデリティによるビットコイン現物ETF申請は2度目の挑戦であり、ブラックロックが申請したことが大きな影響となっていることが分かる。フィデリティは既に2022年2月にヨーロッパ市場で現物を運用する上場取引型金融商品ビットコインETPを同社顧客に提供しており、大本命の米国市場でビットコイン現物ETFの上場を満を持して狙うということになる。
*現在速報のため追記中。最新の更新は@bokujyuumaiよりお知らせします。
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