まいどどうも。仮想通貨フーリガンいぬゆなです。
6月2日に『億り人 ハイパーニートポインの仮想通貨1年生の教科書』(扶桑社)を上梓する、”ハイパーニート” のポインさん。仮想通貨に出会い会社を辞めて悠々自適に暮らしている彼は、我々貧乏暇なし下層仮想通貨民の憧れであり、理想の姿であります。
そんなポインさんに「本出すんで何か記事書いてください!!」と言われたので、一日密着企画を敢行。どんな暮らししてるのか全く見えてこない”ハイパーニート”の生体を暴き出します!!
目次
正午。密着開始
ということで、ポインさんの家にやってきました。ハイパーニートらしく、集合時間は平日にもかかわらず昼12時。午前中はテコでも動かねえぞという意志が感じられます。
――ピンポーン、こんにちはー。
ポイン:はーい。
ポインさんプロフィール
ポイン@ハイパーニート:仮想通貨投資家/ブロガー
投資初心者にも関わらず、たった1年で100万円から億り人に。
長時間労働による過労で倒れたことをきっかけに会社を辞め、やりたいことしかやらない『ハイパーニート』というライフスタイルを送る。月間30万人に読まれているブログ『ポインの仮想通貨ハマって(中毒って)ます!!』を運営。(Twitter:@poipoikunpoi)
――どうも。今日は一日よろしくお願いします。顔出しNGということでお面つけていただいてますが、すげえボロボロですね。億り人なんだから特注のお面くらい作ってください。
ポイン:会っていきなりダメ出しするのやめてもらっていいですか?
――お邪魔しまーす。ああ~、30代独身男性の部屋のにおいがする~。とりあえずお部屋チェックしていいですか?
ポイン:いぬゆなさんも30代独身男性じゃないですか。6畳ワンルームの何もない部屋ですけどどうぞ。
――とりあえず本棚から。仮想通貨はじめ投資関連の書籍やら、ブログ運営に役立つ本やらがある中で、
――大亜門先生の名作『太蔵もて王サーガ』が鎮座してるのが印象的ですね。しかも4巻と最終巻が抜けてるっていう。
ポイン:大亜門先生のジョジョパロディが大好きなんですよ。抜けてる巻は多分実家にあります。
――なんでモザイクかかってるかって?それは後ほど(いぬゆなTwitter)でご確認を。
ハイパーニートの生活
ポイン:普段はこんな感じで机でパソコンいじってるか、
ポイン:布団の上でパソコンいじってるかですね。このマットは高いやつ使ってます。
――わ、ほんとだ。ふかふか。
ポイン:この部屋で一番奮発した買い物ですね。
――部屋ワンルームだし、慎ましい生活ですよね。億り人なのに。でも、
――水だけはすげえ豊富に備えてますね。
ポイン:いや水大事でしょ。生命の源ですよ。
――あと冷蔵庫の中、調味料ばっかですね。しかもぐちゃぐちゃ。パソコンのデスクトップとブックマークはすげえ整理されてたのに。
ポイン:最後までダメ出しするのやめてもらっていいですか? 部屋の中はもう一通り見てもらったんで、そろそろ今日の目的地に行きましょうか。
――わかりました。今日はどちらに行かれるんですか? 書籍プロモーションの打ち合わせとかですか?
ポイン:いえ。熱海です。
――え?
――え??
――えええーーーーーー!!!!!!!!!
午後3時。新幹線で熱海へ。まずは海を堪能
ポイン:というわけで熱海に到着です。いや~~晴れてて気持ちいいですね~~!!
――確かに気持ちいいですけど、なんで熱海なんですか。本出すから一日密着企画やろうっていう話だったはずですよね。まさか、熱海と本に何か関係が!?
ポイン:いえ、何も関係ないです。来たいから来ただけですね。とりあえず砂浜行きましょう砂浜!!
――うわっめちゃくちゃはしゃいでるよこの人。
ポイン:うひょ~~!!いぬゆなさん!!海ですよ~~!!ははは~~!!パシャパシャ
――ははは~~じゃないですよ。向こうにいるカップルめちゃ見てますよ恥ずかしい。
(砂浜の落書きに返信するポインさん)
(自分で落書きするポインさん。この写真の場合、トラストレスの訳は信用不要ではなく信用できないとなります。こんな怪しい格好した人信用できるわけがない)
――確かに熱海の海は気持ちいいですし、僕も清々しい気分ですけど、さすがに仕事で来てるんでちょっと真面目にやっていただけませんかね?
ポイン:わかりました。少しはしゃぎすぎましたね。パソコン開いてブログ書きます。
――完全にふざけとるやんけ。またカップルが見てますよ恥ずかしい。
ポイン:いや~海最高!! 気分がいいから作業が進みました!! じゃあ次の目的地に行きましょう!!
午後4時。次の目的地に到着
ポイン:はい着きました!温泉です!!!
――完全に熱海小旅行満喫する姿勢ですよね。そろそろ読者のみなさんにもバレてますよ。
ポイン:まあまあ、いいから入りましょう!
――温泉は撮影不可なので、僕が書いたイラストで入浴風景をイメージしてください。
ポイン:さすがに雑すぎませんかこれ。左の白い枠と後ろの茶色と緑のは一体なんなんですか。
――手すりと風呂の枠の木と後ろの草ですよ。露天風呂だから。さあもう温まったでしょ。出ますよ。
ポイン:は~い。
ポイン:あ”~マッサージチェア最高~~。
ポイン:うおおお卓球最高おおおおおお!
ポイン:ふう……
――ふう……じゃなくってね。読者の方々はここまでポインさんの熱海小旅行の様子をひたすら見せられてるんですよ。そろそろ仮想通貨のこと書かないと本気で怒られます。信用問題ですよこれは。
ポイン:いぬゆなさん、落ち着いてください。僕が熱海に来たのはちゃんと理由があるんですよ。仮想通貨の世界って暴落すると雰囲気が悪くなったり、個人的にも正常な判断ができなくなったりするじゃないですか。ときどきこうやって羽根を伸ばしてリフレッシュすることが、仮想通貨投資において本当に大切なことなんです。
ポイン:さあ、仮想通貨トレードのためにチャート見よう。あー下がってるなこれは。どんどん下がってる。やばいなー。でも熱海にエネルギーもらったから大丈夫。冷静に判断できます。
――この休憩室、Wi-Fiの電波ないの知ってますからね。ごまかされませんよ。
ポイン:クソ。でも、熱海来てからもちょこちょこスマホでツイッターとか見て情報チェックしてますからね。「情報を制するものは仮想通貨を制する」ですよ。詳しい話は拙著『億り人 ハイパーニートポインの仮想通貨1年生の教科書』に書いてありますのでご拝読ください。
――急に宣伝入れてくるやつ。
ポイン:じゃあ夜は東京で大事な用事があるので、そろそろ帰りましょう。
(入り口にいた鯉に餌をあげるポインさん)
――鯉たちも餌をもらうために必死で働いているのに、ポインさんは何やってるんでしょうねホント。
ポイン:ガチのダメ出しするのやめてもらっていいですか?
午後6時。東京に戻る
(海で水遊びして温泉入っただけで、食事もせずに帰京します)
――マジでこれだけで帰るんですね。もうしょうがないので、新幹線の車内で仮想通貨本の話を聞かせてください。記事として成立しなくなる。
ポイン:では本にも書かれてる、自分が仮想通貨を始めた頃の話を。就職で九州から東京に出てきて、しばらく働いてたんですけど長時間労働で倒れちゃったんですね。一日中起き上がれないような状態になっちゃって。その当時、600万円の借金もあって絶望してたんですよ。それでいろいろあって仮想通貨に投資して、ブログを始めて、今に至る感じですね。
――最後がざっくりすぎる。
ポイン:詳しい話は拙著『億り人 ハイパーニートポインの仮想通貨1年生の教科書』に書いてありますのでご拝読ください。
――急に宣伝入れてくるやつ。
(あっという間に品川に到着)
ポイン:夜は赤坂のサンタルヌーさんで会食です。
(サンタルヌー。赤坂駅から徒歩数分のところにあるこのお店は、日本でいち早く仮想通貨を導入した「暗号通貨の聖地」と呼ばれるベルギービール専門店。ビールも料理もめちゃくちゃうまい)
――おおサンタルヌー。ついに仕事の打ち合わせとかそういうのの様子が取材できるわけですね。
ポイン:いえ、ただのオフ会です。
午後7時。赤坂のサンタルヌーにてオフ会
(かんぱーい!!!)
――いや、乾杯じゃねえよ。結局一日遊んでただけじゃねえか。
ポイン:いぬゆなさん、それは違うんですよ。拙著『億り人 ハイパーニートポインの仮想通貨1年生の教科書』にも書いてあるんですけど、仮想通貨投資においてはネットとリアルを両方使って情報収集することがすごく大切なんです。ネットだけではわからないこともありますし、リアルで知り合った人とネットで繋がるってこともありますしね。詳しくは本を読んでください。
――宣伝お疲れ様です。
(シャレオツかつひたすらにうまいサンタルヌーの料理)
――このオフ会、フクロウさん(@CryptoC_x)、トシ君さん(@cryptosshi)、アラタさん(@cry_curr_ar)、カズトさん、そらりすさん(@soralis_nem)と界隈では名のしれた方々が集ってますね。みんなの資産合わせたらデカいビル買えそう。
ポイン:小さなオフ会となるとやっぱり知ってる人で集まる感じになっちゃいますけど、中規模~大規模なイベントにも顔を出してますよ。そういうときは変な勧誘とかには気をつけなきゃいけませんけどね。あと、酔っ払ってスマホを紛失したりする可能性もあるじゃないですか。セキュリティの部分でも気をつけなきゃいけませんよね。詳しくは拙著。
――宣伝のスパンがどんどん短くなっている。
――トシ君さんは先日『仮想通貨リップルの衝撃』を上梓されましたけども、仮想通貨本の著者としてはポインさんの先輩になりますね。
トシ君:いやー僕が本書いたときはホント大変でしたよ!! ○○が○○○○○で、○○○になったりして。あ、部数は○○部なんですけど、ポインさんの本はどのくらいですか?
ポイン:僕の本は初版○○部ですね。そんで○○○○な契約になってるっぽいんですけど全然把握してなくて。
――書けない話を連発しないでください。つーかこのオフ会書けない話しかしてねえ。何も書けねえ。
――さて、そろそろいい時間ですね。
ポイン:会計は仮想通貨決済しましょう! BCH(ビットコインキャッシュ)払いでお願いします。
――うおー! 仮想通貨決済! これでなんとか記事として成立する! よかった!
(QRコードを読み取り送金。BCHを使った決済はすぐ完了しました)
ポイン:今日はBCH払いでしたが、XRP(リップル)、NEM(ネム)、MONA(モナコイン)などを使うこともあります。全てスマホのウォレットに入れてありますよ。
――最後の最後で一気に仮想通貨の取材記事っぽくなった。本当によかった。
午後11時。オフ会終了
――さて、長かった一日密着企画もようやく終わりです。今回の取材で、ポインさんの生態がよくわかりました。
- 基本働かない(やりたいことしかやらない)
- しかし情報収集には余念がない
- その姿勢が人脈作りにも繋がっている
- そんなポインさんの生き様こそが「ハイパーニート」である
ポイン:わかっていただけて嬉しいです。今日は一日ありがとうございました! またやりましょう!
――多分、もうこんな企画通らないと思います。
『億り人 ハイパーニートポインの仮想通貨1年生の教科書』(扶桑社)
上場企業に入社するも、長時間労働による過労で倒れる。失職時の借金は600万円――著者・ポインを襲った絶体絶命のピンチを救ったのは、仮想通貨だった。
試しに買ってみたリップルが数か月で2500万円に。イーサリアム、モナコイン、ネムと買い増していったコインたちは、ピーク時には1億円の含み益を記録。見事、「億り人」の仲間入りを果たした。そして著者は言う。「仮想通貨は貧者に残された最後の武器」と。
初めての投資が仮想通貨だったというポイン氏は、どんな基準で銘柄を選び、買い、売るのか。どんな情報源を頼りに投資しているのか。そして、お金だけではない仮想通貨投資ならではの〝醍醐味〟とはーー。
日本一有名な仮想通貨ブロガーによる仮想通貨投資の入門書、ここに完成。