ETH投資家がやるべきことは?イーサリアム「シャペラ(上海)アップデート」目前の確認事項

どうも墨汁うまい(@bokujyuumai)です。イーサリアムはプルーフ・オブ・ステークのネットワーク「ビーコンチェーン(Beacon Chain)」をローンチして約2年が経過、一方通行だった32ETHステーキングを引き出しするための大型アップデート「シャペラ(Shapella)=上海」が4月に控えています。

本稿ではイーサリアムユーザー及び投資家がシャペラ(上海)アップデートに向けて用意すべきことについて分かりやすく解説します。

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イーサリアム「シャペラ」4月13日実装決定

イーサリアムの大型アップデート「シャペラ(上海)」がいつになるのか待ち侘びたユーザーが多いことでしょう。3月16日に行われたイーサリアム開発者達によるETH1エンジンと呼ばれる実行レイヤー(元イーサリアム1.0)会議において、シャペラアップデートの日付を日本時間4月13日午前7:27頃を予定すると決定。

さらに同月28日にイーサリアム財団により正式にアナウンスされました。このシャペラアップデートの実装予定時刻はイーサリアムが独自のプルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake)のCasper FFGに移行したことで、今までのマイニングのように時間がずれることなく基本的に固定のブロックタイムで推移していきます。

つまりシャペラは実装バグなどのトラブルがない限り予定時間通りでの遅れはないといえるでしょう。

ETH投資家がすべきこと

今回の大型アップデートではETHを保有している投資家や、DeFiなどを使用しているユーザーは特に準備を行う必要はありません。仮想通貨取引所や使用しているメタマスク(Metmask)などのウォレットサービスを介した使用ではサービス提供元が対応を行うため、安心してそのまま継続しようすることができます。

また今回はイーサリアムネットワークを分裂させるような動きもないため、フォークコイン(コピーコイン)等も得ることができず、古いイーサリアムチェーンはそのまま破棄されることになるためこちらも気にする必要はないでしょう。

もしノードとしてネットワークに貢献している場合、ビーコンチェーンとETH1エンジン両方とものアップデートをおこなっておきましょう(ペナルティ等はなし)。

バリデータは要注意

一方でアクションが必要なのは32ETHをステーキングしてイーサリアムネットワークに直接参加しているバリデータでしょう。イーサリアムのコンセンサスアルゴリズム(ネットワーク内のルール)のCasper FFGでは「ネットワークに誠実なバリデータに報酬を与え、攻撃を行う悪意のあるバリデータにペナルティを与える」という仕組みであるため、クライアントアップデートを正しく行いシャペラアップデートの用意をしていれば問題ありません。

ですがシャペアアップデートを含まない古いバージョンのクライアントを動かしている場合、アップデート実施日以降にはペナルティを受け最悪の場合ETHを没収されてネットワーク登録から除外される可能性があることを理解しておきましょう。

stETHなどの流動性ステーキング利用者の場合

またライド・ファイナンス(Lido Finance)やロケット・プール(Rocket Pool)のような流動性ステーキング(Liquid Staking)を介した間接的なステーキング、DeFi(分散金融)のカーブ・ファイナンス(Curve Finance)の流動性プールを介して間接的に参加している場合にも特にアクションは必要ありません。

ですがこのような流動性ステーキングではノードオペレーターというバリデータの分散運用元の対応が必要となるため、もしノードオペレーターとして参加している場合は4月13日までにクライアントのアップデート対応が必須となります。通常のDeFiユーザーであれば心配は不要です。

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