ビットコインに強気サイン「ゴールデンクロス」、2019年は90%上昇。今回も上がる?
ビットコインに強気サイン「ゴールデンクロス」、2019年は90%上昇。今回も上がる?

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※本記事は、2026年9月11日時点で確認できたCoinDesk、Reuters、Coincheck、SBI VCトレードなどの公開情報をもとに作成しています。

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ビットコイン(BTC)のチャートで、一般に強気サインとされる「ゴールデンクロス」が発生しました。

50日単純移動平均線(SMA)が200日SMAを上回り、長期的な上昇トレンドへ向かう可能性を示す形として注目されています。

 

2019年には、似たゴールデンクロスの後にBTCが2カ月弱で約90%上昇した局面がありました。

ただし、過去のゴールデンクロスを振り返ると、毎回その後に大きく上昇しているわけではありません。

 

CoinDeskによると、BTCでは過去に12回のゴールデンクロスが確認されています。

このうち、1年後までシグナルが維持されたのは3回でした。

 

さらに今回は、原油高や米国債利回りの上昇など、BTCにとって逆風になり得る材料も重なっています。

「チャートでは強気なのに、BTC価格は7万ドル台」という状況をどう考えればいいのでしょうか。

 

2019年との共通点や過去の事例、現在の経済環境をもとに、今回のゴールデンクロスを見るうえで注意したいポイントを整理します。

 

また、過去の事例や現在の経済環境を踏まえると、ゴールデンクロスというテクニカル指標だけに依存せず、取引所ごとの手数料設定やステーブルコインの取り扱いといった実用面の最新情報を把握しておくことが大切です。

相場の急変動にも柔軟に対応できるよう、まずは取引環境やサポート体制を確認しておきましょう。

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BTCで「ゴールデンクロス」、何が起きた?

CoinDeskによると、BTCでは9月8日、50日SMAが200日SMAを上回りました。

この形は一般に「ゴールデンクロス」と呼ばれます。

 

50日SMAは、直近50日間の終値を平均した価格です。

200日SMAは、より長い200日間の平均価格を表します。

 

短期側の平均価格が長期側を上回るため、相場の勢いが上向いている可能性を示すシグナルとして利用されています。

ただし、ゴールデンクロスは「これから価格が必ず上がる」と予測するものではありません。

 

移動平均線は過去の価格から計算するため、実際に相場が上昇した後からシグナルが出ることもあります。

将来を予言する指標というより、価格トレンドの変化を確認する材料の一つです。

 

このような局面でBTCの値動きを確認したい場合も、1BTCをまとめて購入する必要はありません。

Coincheckの販売所では、BTCを500円相当額から購入できます。

 

ただし、販売所では買値と売値の差であるスプレッドが発生するほか、日本円の出金などにも手数料がかかります。

少額から始める場合でも、最低購入額だけでなく、手数料や取引方法を確認しておくことが大切です。

 

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2019年は90%上昇、過去12回の結果はまちまち

今回のゴールデンクロスが注目されている理由の一つが、2019年の値動きです。

CoinDeskが紹介したFxProの分析によると、似たシグナルの発生後、BTCは2カ月弱で約90%上昇しました。

 

しかし、2019年だけを見ると、ゴールデンクロスの実力を過大評価する可能性があります。

CoinDeskによると、BTCでは過去に12回のゴールデンクロスが発生しています。

 

このうち、1年後まで強気シグナルが維持されたのは3回でした。

この3回では、その後1年間の平均リターンが約250%に達しています。

 

一方、残る9回について3カ月後のデータを見ると、平均リターンは24.9%でした。

平均ではプラスですが、それぞれの局面で結果にはばらつきがあります。

 

つまり、ゴールデンクロスから長期的な大相場につながることはあるものの、毎回同じ結果になるわけではありません。

「ゴールデンクロス=買えば大きく上がる」と判断するのは早いでしょう。

 

FxProは、2024年10月と2025年5月にも同じクロスが発生したものの、大きな値動きにはつながらなかったと指摘しています。

ただし、今回はこの2回とは状況が異なるとの見方を示しています。

 

2024年と2025年のクロスは、相場の調整局面の中で発生しました。

一方、今回は長期間の強気相場を経た後にシグナルが出ており、FxProは2019年の状況により近いと分析しています。

 

ただし、これはあくまで過去のチャートとの比較です。

「2019年に似ている=今回も90%上昇する」という意味ではありません。

強気サインなのにBTCが上がらない理由

今回のゴールデンクロスで興味深いのが、シグナルが発生してもBTCが勢いよく上昇していないことです。

9月10日には7万8,000ドル前後だったBTCは、9月11日のアジア時間には7万6,000ドル台まで下落しました。

 

背景の一つが、米国の金利上昇です。

Reutersによると、9月11日時点で米10年国債利回りは4.965%まで上昇し、5%に迫っています。

 

米国債の利回りが高くなると、値動きの大きいBTCなどのリスク資産には資金が向かいにくくなる場合があります。

さらにブレント原油も1バレル=108ドル台まで上昇しています。

 

原油価格の上昇が続けば、エネルギー価格を通じてインフレが長引くとの警戒につながります。

その結果、FRBが高い金利を維持したり、追加利上げに動いたりするとの見方が強まる可能性があります。

 

Reutersによると、9月11日時点の金融市場では、9月15~16日のFOMCで0.25%ポイントの利上げが行われる確率を71.3%織り込んでいます。

つまり現在は、「チャートでは強気サイン」「経済環境では逆風」という2つの材料が同時に存在している状態です。

 

ゴールデンクロスだけを見て上昇を判断するのではなく、米金利や原油価格、FRBの動きも合わせて確認する必要があります。

テクニカル分析と経済環境の両方を見ることが重要です。

値動きが大きい局面では購入時期を分ける方法も

価格変動が大きい局面では、チャート上のサインだけを理由に一度にまとまった金額を投じるのではなく、購入時期を分ける方法もあります。

SBI VCトレードの「積立暗号資産」では、BTCを含む対象銘柄を500円から設定でき、日次・週次・月次から購入頻度を選べます。

 

積立を利用しても価格下落や元本割れを防げるわけではありません。

一方、一度にまとめて購入する場合と比べ、購入時期を複数回に分けることができます。

 

SBI VCトレードでは積立以外にも、取引所、ステーキング、貸コインなど複数のサービスを提供しています。

利用を検討する場合は、積立だけでなく、手数料や取扱銘柄、注意点も確認しておきましょう。

 


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今回も90%上昇?まずは8万ドル回復が焦点

2019年の約90%上昇は目を引く数字ですが、現在のBTCへそのまま当てはめることはできません。

まず確認したいのは、直近で上値を抑えられている8万ドル台を再び回復できるかです。

 

BTCは9月上旬に8万ドルを上回る場面がありましたが、その後再び7万ドル台へ下落しました。

ゴールデンクロスが本格的な上昇トレンドにつながるのであれば、チャート上のシグナルだけでなく、実際のBTC価格にも上向きの動きが確認される必要があります。

 

一方、米10年国債利回りが5%を超える、原油価格がさらに上昇する、FRBの追加利上げ観測が強まるといった展開になれば、BTCの上値が抑えられる可能性があります。

逆に金利や原油価格が落ち着けば、チャート上の強気サインが意識されやすくなることも考えられます。

 

また、今回のゴールデンクロスだけを見て「長期の上昇相場が始まった」と判断するのも早いでしょう。

CoinDeskの集計では、過去12回のうち1年後までシグナルが維持されたのは3回です。

 

ゴールデンクロスは「買えば上がるサイン」ではなく、長期トレンドが上向いている可能性を示す材料の一つです。

まずはBTCが8万ドル台を回復できるか、そのうえで米金利や原油価格などの逆風が弱まるかに注目です。

 

BTCではゴールデンクロスが発生し、2019年の約90%上昇を連想させるチャートになっています。

一方、過去の事例を見ると、ゴールデンクロスが毎回長期的な大幅上昇につながったわけではありません。

 

現在は米10年国債利回りが5%に迫り、原油価格も100ドルを大きく上回るなど、BTCにとって逆風となり得る材料もあります。

「ゴールデンクロスが出たから上がる」と判断するのではなく、実際のBTC価格や金利、原油価格などを合わせて確認することが重要です。

 

暗号資産取引所は、最低購入額だけでなく、売買手数料、スプレッド、取扱銘柄、積立、ステーキングなど利用できるサービスに違いがあります。

どの取引所が自分に合っているか迷う場合は、複数社の条件を比較してから選ぶ方法もあります。

 

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※本記事はビットコインその他の暗号資産の購入・売却を推奨するものではありません。

※記事中のBTC価格、米国債利回り、原油価格、金融市場の利上げ予想などは2026年9月11日時点で確認した情報です。

 

※ゴールデンクロスなどのテクニカル指標は、将来の値動きを保証するものではありません。

※2019年やその他の過去の値動きは、2026年にも同様の値動きになることを示すものではありません。

 

※暗号資産は価格が大きく変動し、購入価格を下回ることで損失が生じる可能性があります。

各サービスや関係機関の最新情報を確認し、自身の判断で取引を行ってください。

 

出典・参考

  • CoinDesk「Bitcoin’s golden cross is here. What next?」(2026年9月8日)
  • CoinDesk「Dogecoin sinks 5% to lead majors' losses, with bitcoin holding $78,000 level」(2026年9月10日)
  • Reuters「Dollar holds gains, yen slips as Mideast energy shock deepens」(2026年9月11日)
  • Reuters「Oil prices set to end week over $100 for first time in nearly 4 months」(2026年9月11日)
  • Coincheck「ビットコインはいくらから買える?Coincheckの暗号資産の最低購入額について」
  • SBI VCトレード「取扱暗号資産」「積立暗号資産」
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