
目次
- 1 【2025年7月最新】Polygon(ポリゴン)ネットワーク完全ガイド - MetaMaskでの設定からブリッジまで
- 1.1 📋 事前準備【必要なもの】
- 1.2 🔧 メタマスク利用せずNFTを売買したい人には「SBI Web3ウォレット」がおすすめ
- 1.3 🔧 MetaMaskに「Polygon Mainnet」を追加する【2025年最新設定】
- 1.4 🌉 イーサリアム(Ethereum)からPolygonにブリッジ【2025年版】
- 1.5 🔄 Polygonからイーサリアムのメインネットに戻す【出金・Withdraw】
- 1.6 ⚠️ トランザクションがうまくいかない時の対処法【2025年版】
- 1.7 🆘 どうしても解決できないトラブルの場合
- 1.8 💰 2025年のPolygon利用コスト
- 1.9 🌟 おすすめの日本円対応サービス
- 1.10 📋 まとめ:2025年のPolygon利用ポイント
【2025年7月最新】Polygon(ポリゴン)ネットワーク完全ガイド - MetaMaskでの設定からブリッジまで
※本記事は2025年7月3日時点の情報に基づいて執筆されています。内容の正確性には万全を期していますが、最新情報は各公式サイトをご確認ください。
Polygon(ポリゴン)ネットワークを使うための基本的な操作方法をまとめます。2025年7月現在、PolygonはMATICからPOLへのアップグレードを完了し、より効率的なネットワークとして進化しています。
📋 事前準備【必要なもの】
使い方の説明に入る前に、下記が必要になるので事前に用意しておくようにしてください。
今回はメタマスク(MetaMask)を使用して解説していきます。
- メタマスク(MetaMask)
- ETH(ガス代・ブリッジ手数料用)
- ETHまたはその他のERC-20トークン
- 少額のPOL(Polygonネットワーク上でのガス代用)
💡 2025年の主な変更点
MATIC → POL移行完了
- 2024年9月にMATIC(マティック)からPOL(ポリゴン)へ正式移行
- 新しいトークン記号:POL
- 既存のMATICは自動的にPOLに変換
ブリッジサイトの変更
- 旧URL:
wallet.matic.network/bridge
- 新URL:
portal.polygon.technology/bridge
🔧 メタマスク利用せずNFTを売買したい人には「SBI Web3ウォレット」がおすすめ
「SBI Web3ウォレット」は、SBI VCトレードに口座開設するだけで利用でき、日本円でNFTの売買が可能になります。
🌟 SBI Web3ウォレットの2025年最新機能
-
自動円転機能
- NFT売買時に日本円と暗号資産を自動変換
- 複雑な暗号資産操作が不要
- リアルタイムレート適用
-
オンチェーンNFT対応
- イーサリアム、Polygon対応
- パブリックチェーン上で完全記録
- 真の所有権を保証
-
簡単3ステップ
- ①口座開設、②日本円入金、③NFT購入
またNFTの購入に必要な「①暗号資産の購入」「②外部ウォレットの作成」「③暗号資産の送付」の3つの作業を省略してNFTの取引ができるので特に初心者の方にオススメです。
🔧 MetaMaskに「Polygon Mainnet」を追加する【2025年最新設定】
初めてPolygon(ポリゴン)を利用する場合は、MetaMask上で設定が必要になります。
STEP 1: ネットワーク追加画面を開く
まずMetaMaskを開いてネットワークのボタンを押してください。
STEP 2: カスタムネットワークを追加
「ネットワークを追加」→「カスタムネットワーク」をクリックして、下記の情報を入力しましょう。コピペすればOKです。
【2025年7月最新】Polygon ネットワーク設定
ネットワーク名: Polygon Mainnet
新しいRPC URL: https://polygon-rpc.com/
チェーンID: 137
通貨記号: POL(※2024年9月よりMATICからPOLに変更)
ブロックエクスプローラーURL: https://polygonscan.com/
💡 2025年の重要な変更点
通貨記号の変更
- 旧:MATIC
- 新:POL(2024年9月より)
ブロックエクスプローラーの更新
- 推奨:https://polygonscan.com/
- 旧explorer.matic.networkも使用可能ですが、polygonscan.comがより高機能
入力が完了し、「保存」をクリックすればMetaMaskの設定は完了です。
🌉 イーサリアム(Ethereum)からPolygonにブリッジ【2025年版】
重要:新しいブリッジサイトについて
2025年現在の公式ブリッジサイト
- 新URL:https://portal.polygon.technology/bridge
- 旧URL:wallet.matic.network/bridge (廃止予定)
ブリッジの手順
STEP 1: https://portal.polygon.technology/bridge にアクセスします。
STEP 2: 現在イーサリアムネットワークに設定されているMetaMaskを接続します。
STEP 3: ウォレットで接続を承認する
STEP 4: Polygonにブリッジするトークンを選択します。
- ETH、USDC、USDT、DAI など主要トークンに対応
- 注意:ブリッジ後はPolygonネットワーク上のトークンとなります
STEP 5: ブリッジしたい金額を入力するか、MAXをクリックします
STEP 6: Transferをクリックして、関連するブリッジ手数料を確認します。
📊 2025年のブリッジ手数料目安
ブリッジ方向 | 時間 | 手数料(ETH) | 備考 |
---|---|---|---|
ETH → Polygon | 5-15分 | 0.003-0.01 ETH | ネットワーク混雑度による |
Polygon → ETH | 3-8時間 | 0.001-0.005 ETH | チェックポイント待ち |
実際の画面での操作(2025年版)
Polygon Portalのトップ画面
MetaMask接続画面
ブリッジするトークンの選択
ブリッジ金額の入力
最終確認とトランザクション実行
✅ 完了確認方法
しばらく間をおいてトランスファーが完了したら、このステップは完了です。
完了しているかどうかはMetaMaskを開いて、ネットワークをPolygonに切り替え表示されるかどうかを確認してください。
🔄 Polygonからイーサリアムのメインネットに戻す【出金・Withdraw】
STEP 1: Polygon Portalでの操作
Polygon Portal(https://portal.polygon.technology/bridge)でMetaMaskを接続します。
STEP 2: Withdrawの実行
下記のようにイーサリアム側に戻したい通貨の行から「Withdraw」を選択します。
STEP 3: 金額入力と実行
戻したい金額を入力して、「Transfer」ボタンを押しましょう。
⏰ 2025年の出金時間について
Polygon → Ethereum出金
- ステップ1:チェックポイント待ち(45分~3時間)
- ステップ2:チャレンジ期間(約7日間)
- 合計時間:約7-8日間
注意点
- 以前より出金時間が改善されましたが、依然として長時間を要します
- 急ぎの場合は高速ブリッジサービス(Hop Protocol、Across Bridgeなど)の利用を検討
「Continue」を押して、MetaMaskでも「Confirm」を押します。
チェックポイント待ちの画面が表示されます。45分~3時間程度はこの画面で待つ心構えをしておいてください。
⚠️ トランザクションがうまくいかない時の対処法【2025年版】
1. RPC URLの確認・更新
最新のRPC URLに更新
- 推奨RPC:https://polygon-rpc.com/
- 代替RPC:https://rpc.ankr.com/polygon
古いRPC URLを使用している場合、接続エラーが発生する可能性があります。
2. ガス代の適切な設定
2025年のPolygonガス代目安
- 通常取引:30-50 Gwei
- 混雑時:100-200 Gwei
- DeFi取引:50-100 Gwei
MetaMaskのデフォルト設定では安すぎることがあります。
ガス代確認サイト
- Polygon Gas Station:https://www.polygongasstation.com/
- PolygonScan Gas Tracker:https://polygonscan.com/gastracker
3. POLトークンの確保
重要な変更点
- 2024年9月よりMATICからPOLに移行
- Polygonネットワーク上でのガス代はPOLで支払い
- 少額のPOL(0.1-1 POL程度)をウォレットに保持
4. ネットワーク切り替えの確認
MetaMaskでの確認事項
- 正しいネットワーク(Polygon Mainnet)に接続されているか
- チェーンID:137 になっているか
- 通貨記号:POL になっているか
🆘 どうしても解決できないトラブルの場合
公式サポート
Polygon公式サポート
- サポートサイト:https://support.polygon.technology/support/home
- 技術ドキュメント:https://docs.polygon.technology/
コミュニティサポート
Telegram日本語コミュニティ
- 日本語グループ:https://t.me/polygonjapan
- 活発なコミュニティで日本語での質問が可能
フォーラムでの情報検索
Discord・フォーラム
- 公式Discord:polygon.technology からアクセス
- Reddit:r/0xPolygon
- 同じ問題に直面した人たちの解決策が見つかる可能性
よくあるトラブルと解決策
1. ローディングが終わらない
解決方法
- 数時間待つ(自動的に解決する場合が多い)
- ブラウザのキャッシュクリア
- 異なるRPC URLに変更
2. トランザクションが失敗する
- ガス代の調整(高めに設定)
- POLの残高確認
- ネットワーク混雑時間を避ける
3. ブリッジが完了しない
- チェックポイント待ち(正常動作)
- 7-8日間は様子を見る
- 公式ブリッジステータスで確認
💰 2025年のPolygon利用コスト
現在の手数料体系(POL建て)
操作 | 手数料目安 | 日本円換算 |
---|---|---|
通常送金 | 0.001-0.01 POL | ¥0.1-1 |
DEX取引 | 0.01-0.05 POL | ¥1-5 |
NFT取引 | 0.02-0.1 POL | ¥2-10 |
ブリッジ出金 | 0.01-0.1 POL | ¥1-10 |
POL価格 約¥100(2025年7月時点)で計算
コスト削減のコツ
-
バッチ処理の活用
- 複数の取引をまとめて実行
- ガス代の効率化
-
時間帯の選択
- 日本時間深夜・早朝の利用
- ネットワーク混雑を避ける
-
適切なガス価格設定
- 急がない取引は低いガス価格で
- リアルタイムガス価格の確認
🌟 おすすめの日本円対応サービス
SBI Web3ウォレットの活用
複雑なブリッジ操作を避けたい初心者の方には、SBI Web3ウォレットがおすすめです。
メリット
- 日本円でダイレクトにNFT購入可能
- ブリッジ操作が不要
- 暗号資産の知識不要
- SBIグループの安心感
対応チェーン
- イーサリアム
- Polygon
- 今後他チェーンも対応予定
SBI Web3ウォレットの2025年最新機能
- 自動円転機能:リアルタイムで日本円⇔暗号資産を自動変換
- オンチェーン完全対応:真の所有権を保証
- マルチチェーン対応:イーサリアム・Polygon両対応
- セキュリティ:SBIグループの金融レベルセキュリティ
📋 まとめ:2025年のPolygon利用ポイント
✅ 重要な変更点の確認
-
MATIC → POL移行完了
- 通貨記号の変更:MATIC → POL
- 既存保有分は自動変換済み
-
新しいポータルサイト
- 公式ブリッジ:portal.polygon.technology/bridge
- より直感的なUI
-
改善された機能
- ガス代の安定化
- 出金時間の若干の短縮
- 多様なDAppエコシステム
🎯 初心者向けおすすめルート
パターン1:従来のMetaMask利用
- MetaMaskにPolygon追加
- ETHを購入してブリッジ
- DeFi・NFTを楽しむ
パターン2:SBI Web3ウォレット利用
- SBI VCトレードで口座開設
- 日本円入金
- 直接NFT購入・取引
⚠️ 注意点
- ブリッジ出金には7-8日間必要
- 少額のPOLをガス代用に確保
- 公式サイトの利用を心がける
- 詐欺サイトに注意
Polygonエコシステムは2025年も大きく成長しており、DeFi、NFT、ゲーミング分野で活発な開発が続いています。適切な知識と準備で、安全にPolygonネットワークをお楽しみください。
※本記事は教育・情報提供目的で作成されています。暗号資産取引にはリスクが伴いますので、十分理解した上でご利用ください。