ソラナ(Solana)を使った注目ブロックチェーンゲーム「StarAtlas」とは

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ソラナ(Solana)を使った注目ブロックチェーンゲーム「StarAtlas」とは

ソラナ(Solana)はDeFi(分散型金融)での盛り上がりが多く見られますが、実はゲーム分野でもスターアトラス(Star Atlas)というものが登場しています。今回はこのゲームとトークンエコノミーの概要について紹介します。

公式サイト:https://play.staratlas.com/
ホワイトペーパー:https://staratlas.com/files/star-atlas-white-paper.pdf

スターアトラス(Star Atlas)の概要

スターアトラスは2620年の未来を舞台にしたメタバース/マルチバースゲームです。世界は三つの派閥に分断され争い合っており、派閥の一つはMUDテリトリーを支配する人間。二つ目はONIリージョンを支配するエイリアン。三つ目はUSTURセクターを支配するアンドロイドです。

人間とエイリアンとロボットが土地や資源そして覇権を巡って争うストーリーの中で世界を探索するゲームです。類似カテゴリののゲームの中で有名なタイトルだと、ブロックチェーンは使われていませんが「No Man’s Sky(ノーマンズスカイ)」などが挙げられます。

ゲームが好きな方はすでにご存じかもしれませんが、このカテゴリには類似のゲームがたくさんあり、ホワイトペーパーの中ではそれだと比較してスターアトラスの魅力がどういった点にあるのかチャートで示されています。

ブロックチェーンを使っている、マイニングができる、アルゴリズムで自動生成されて広がる世界を無限に探索できる、バトルがある、クレイムステーキングができる、マーケットプレイスがある、オーガナイゼーション(ユーザー同士のチームのようなもの)を組めるといった項目のすべての要素を備えているのはスターアトラスだけだとアピールしています。

ちなみにクレームステーキングとは、ブロックチェーンでいうのステーキングとは別物で、このジャンルのゲームでは新しい領土を発見したときに自分の所有する領域として宣言(クレイム)しておくことをいいます。マークしたエリア以外は常に他のプレーヤーやゲームのアルゴリズムにしたがって変化し続けるため、夜寝ている間に別のユーザーに領土を侵されないように自分が見つけた新しい土地の領土を確保してきます。

star atlas特徴
参照:ホワイトペーパー

ブロックチェーンの活用、DeFiやNFTも

スターアトラスはソラナを採用しておりゲーム内通貨の「ATLAS」や「POLIS」があるほか、 NFTや分散型取引所(Serum)との連携なども行われます。このゲームで使われるブロックチェーン、ソラナとは秒間最大5万トランザクションを処理することができるパブリック型の高速独自チェーンで、海外大手デリバティブ取引所のFTXと連携した分散型取引所SerumなどをはじめとしたDeFiでの利用が目立っています。ソラナ(Solana)の詳しい解説については下記をご覧ください。

関連:ソラナ(Solana)とは?秒間5万トランザクションを処理できるブロックチェーン

ゲーム内アセットのユースケースは4つ挙げられています。1つ目はゲーム内を目的達成のために使うアセットとしての価値です。購入したアセットはゲーム内のマイニングやレスキュー、強奪、バウンティハンティング、クラフティング、宇宙船の維持費、探索に出かけるための燃料補給、攻撃、守備、ジャンプポイント間の移動などで必要となります。2つ目はアセットの取引で、ゲームに使うのではなく後で売るために保有することができます。3つ目はステーキング、4つ目は今後のブロックチェーンゲームのエコシステムが広がった際に別のゲームで使える可能性もあります。

ATLASとPOLISのトークンエコノミー

このげームには「ATLAS」というトークンが存在し、プレイヤーはこのトークンを宇宙船やクルー、パーツ、土地そして装備などの入手のために使うことができます。またNSTマーケットプレイスの基軸通貨もこのトークンです。

ATLASはこのゲームタイトルのローンチまでGalactic Asset Offering (GAO) によって分配されます。ローンチ後はゲーム内での活動や他のプレイヤーからの購入などの方法で手に入れることができます。

star atlasトークン
参照:ホワイトペーパー

またPOLISというガバナンスに関するトークンも存在します。まず、ゲーム内での意味のガバナンスでは投票に参加して、他のプレーヤーに税金を課したり、特定のエリアで独自のルールを作ったりすることができます。POLISを持っているとその政治に参加するための投票権を持っていることになるので、他のプレーヤーと協力しながらこれを使って投票に参加し、有利にゲームを進めることに使えます。

もう一つの用途はいわゆる一般的なガバナンストークンで、このゲームの開発チームの意思決定にコミュニティの意思を反映させるために使われます。最初の2、3年は中央集権型で運営されるそうですが、ゆくゆくは導入される予定です。

このトークンの配布方法は20%がトークンオファリング、その後はアトラストークンのステーキングによって入手することができるようになります。

このゲームに興味がある方は4月末から14週間開催されるNFTドロップについても読んでみると良いでしょう。毎週土曜日に違うデザインのNFTポスターが販売されており、転売したりゲーム内での宝箱をあけたり、インセンティブをもらう事ができるようです。

参考:Introducing ReBirth: Genesis of a Metaverse

ゲームリリース後の展望と

リリースした後の長期的な展望として三つの点が上げられています。一つ目は追加の世界を作っていくこと。当然まずはソラナのブロックチェーンと分散型取引所のセラムを使ってシームレスで楽しいゲーム体験を目指すものの、将来的にはメタバースを地理的にもプロトコルの面でもより広げていきたいと考えていると述べられています。

二つ目はプレイヤーが作るコンテンツです。NFTやDeFiとの組み合わせも想定されています。三つ目は実世界での宇宙の探索への展開です。例えばSkyHub.orgというUFOや宇宙で起きる不思議な現象の研究を進めるオープンソースのボランティアグループでは、有志の参加者が空をモニタリングする機器を設置して映像データを集めています。ホワイトペーパーではゲームで使われるコンピューターの処理能力などを実世界での探索のためのデータ処理などに使いたいとの展望が語られています。

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コインチョイス編集部
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