次世代ゲーム技術企業ミシカルゲームズ、ポルカドットエコシステムへの移行を発表

次世代ゲーム技術企業のミシカルゲームズ(Mythical Games)は4月26日、ミシカルチェーン(Mythical Chain)をポルカドット(DOT)エコシステムに移行し、イーサリアム(ETH)から離れ、分散型で相互運用可能なマルチチェーンネットワークに移行する計画を発表した。

NFLライバルズをリリース

ミシカルゲームズは、ブロックチェーンを活用した次世代ゲーム技術スタジオだ。今回のブロックチェーン移行と合わせて、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)およびNFL選手会の初の公式ライセンスによるブロックチェーンゲーム「NFLライバルズ(NFL Rivals)」をリリースしている。

また同社は2022年10月、ミソス財団(Mythos Foundatio)の設立を発表した。ミソス財団は、
ミソスエコシステムの核心ともいえる分散型自立組織「ミソスDAO」の運営とネイティブユーティリティトークン「MYTH」の発行を行っている。

Web3の能力を現在より何年も先に押し上げることができると確信している

ミシカルゲームズのジョン・リンデン(John Linden)創設者兼CEO(最高経営責任者)は、「イーサリアムのエコシステムから離れることを決めたのは、L2ロールアップでも比較的遅い取引速度をめぐる問題が重なり、今年の新作ゲームによるミシカルのスケーリング計画の最終的な妨げとなるためだ。さらに参加者が増えれば増えるほど強固になり、他のミソスエコシステムゲームパートナーと完全に相互運用可能なセキュリティとガバナンスのインフラを構築することが極めて重要だ」と述べている。

また同氏は、「数多くのブロックチェーンプロトコルと議論した結果、それは簡単な決断だった。イノベーション、セキュリティ、ガバナンスに対するポルカドットの取り組みが、私たちのコミュニティに最も価値を提供する。この新しい技術は、私たちの成長努力を支えるだけでなく、他のミソスパートナーもこの技術を自身の大規模プロジェクトに活用できるようになると信じている」ともコメントした。

ポルカドットネットワークの主要な貢献者であるパリティ・テクノロジーズ(Parity Technologies)のビョルン・ワグナー(Björn Wagner)CEOは、「ミシカルゲームズがポルカドットのユニークな強みに惹かれ、ポルカドット内でプロジェクトが独自のガバナンスと財務を含む独自のエコシステムを構築できることをうれしく思う」と話している。

また同氏は、「ミシカルと一緒に、さらにAAAゲーム会社やゲーマーをミソスのエコシステムに参加させ、ポルカドットが次世代ゲームのグローバルリーダーになることに一歩近づくことを期待している。ジョンとミシカルのチームと知り合うにつれ、分散化と技術革新に関する同じ信念を持っていることが明らかになった。私たちは共に、Web3の能力を現在より何年も先に押し上げることができると確信している」とも語っている。

参考
・Mythical Games and Polkadot Join Forces to Power the Next Generation of Gaming

【こんな記事も読まれています】
「2023年第1四半期のNFT取引額は約6,200億円」ダップレーダーがレポート公開
「モバイル向けのブロックチェーンゲームに期待」ダップレーダーがレポートを公開

おすすめの記事
竹中平蔵氏に聞く、ビットコインは儲かりますか?
インタビュー
竹中平蔵氏に聞く、ビットコインは儲かりますか?
仮想通貨の話が出てきて、印象的だったのは2014年にマウントゴックスが経営破綻です。当時は仮想通貨のような概念が可能と頭ではわかっていましたけれど、それと一緒に問題が残ったという印象を受けました。振り返ると、ビットコインが登場したのが2009年。その頃は、まだ第四次産業革命っていう言葉もありませんでした。