P2EアクションRPG「ステラ・ファンタジー」6.8億円の資金調達に成功

Play to Earn(P2E)を採用したブロックチェーンゲームのステラ・ファンタジー(Stella Fantasy)は6月28日、500万ドル(約6.8億円)の資金調達に成功したことを発表した。この資金調達には、香港のブロックチェーン企業であるアニモカ・ブランズ(Animoca Brands)や、ルクセンブルグに拠点を構えるプラネタリウム(Planetarium)などが参加している。

装備はすべてNFTとして使用可能

ステラ・ファンタジーは、レテラ(Reterra)という架空の国を舞台としたアクションRPGゲームだ。プレイヤーは最大4人で活動し、自分以外の3人をAIに任せることもできる。アビス・リフツ(Abyss Rifts)というマルチプレイヤーコンテンツに挑戦したりすることが可能だ。アビス・リフツにはプレイヤー対環境(PvE)とプレイヤー対プレイヤー(PvP)の両方の要素がある。またステラ・ファンタジーの装備は、すべてNFTとして使用することができる。そのためプレイヤーは、不要になったアイテムを売買することが可能だ。

ゲームは2022年後半リリース予定

アニモカ・ブランズのヤット・シウ(Yat Siu)共同設立者は、「ステラ・ファンタジーの高品質なビジュアル、リアルタイムアプローチ、オリジナリティ、そして楽しいゲームプレイを提供するというコアコンセプトから、我々はこの野心的なプロジェクトを支援せせずにはいられなかった」と話している。

プラネタリウムのソ・キジュン共同CEO(最高経営責任者)は、「キングス・レイドのベテランが手がけたステラ・ファンタジーは、非常に洗練された実写ゲームプレイ、ユニークな個性を持つコレクション可能なNFT、そして報酬レイヤーを組み合わせ、世界中の何百万人ものアニメファンを魅了するだおう。私たちは、プレイヤーに愛される楽しいWeb3ゲーム体験を創造するというリング・ゲームズのビジョンをサポートできることを嬉しく思う」とコメントした。

ステラ・ファンタジーは、2022年下半期にリリースされる予定。開発は既に最終段階であり、ゲームプレイトレーラーの公開やホワイトリストイベントを始めとする一連のプロモーション計画でマーケティングキャンペーンを開始する。

参考
$5M Raised In Funding Round For P2E ARPG Stella Fantasy

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