仮想のゲーム世界の構築を手掛けているザ・サンドボックス(The Sandbox)は2月7日、カット・ザ・ロープ(Cut the Rope)などを開発しているゲーム会社ゼプトラボ(ZeptoLab)との提携を発表した。
ザ・サンドボックス内でアーケード経営ゲームをプレイ可能
今回の提携により、ゼプトラボは、ザ・サンドボックス内の土地(LAND)に同社がユーチューブ(YouTube)上で公開しているアニメ「オムノムストーリー(Om Nom Stories)」に登場する架空の都市ノムビル(Nomville)を創造する。プレイヤーは、ノムビルにあるオムノムカフェ(Om Nom Cafe)で顧客にサービスを提供するアーケードゲームをプレイすることが可能だ。
ほかにも、同社は、カット・ザ・ロープ2に登場するモンスター「ノミー(Nommies)」や「カット・ザ・ロープ:タイムトラベル(Cut the Rope: Time Travel)」の先祖をモデルにしたデジタルグッズや、アバターをカスタマイズするためのアクセサリーや装備品を開発する予定だ。
ザ・サンドボックスのセバスチャン・ボルジェ(Sebastien Borget)共同創設者兼COO(最高執行責任者)は、今回の締結について「ゼプトラボをザ・サンドボックスに迎えることができ、とても嬉しく思っている」と述べた。また「カット・ザ・ロープのコミュニティが、本当に所有できるデジタルアイテムを使って、メタバースであらゆる作品を作ることを楽しみにしている」とも語っている。
サウジアラビアのデジタル政府機関とMOU締結
ザ・サンドボックスは2月8日には、サウジアラビアのデジタル政府機関(DGA)との間でMOU(覚書)を締結したことを、ボルジェ氏のツイッターアカウントで明かしている。
今回のザ・サンドボックスとサウジアラビアのデジタル政府機関(DGA)とのパートナーシップの詳細は今後明らかになるという。
参考
・The Sandbox announces partnership with Cut the Rope creator ZeptoLab to build new Web3 experiences
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