2カ月でブロックチェーンゲームとメタバースへの投資額は約700億円超、ダップレーダーが発表

分散型アプリケーション(DApps)やNFTなどの分析を行っているダップレーダー(DappRadar)は12月1日、仮想通貨取引所FTX崩壊後のブロックチェーンゲームに関するレポートを公開した。

11月のブロックチェーンゲームアクティビティは全体の42.67%

このレポートによると、11月のブロックチェーンゲームアクティビティは、ブロックチェーン全体のアクティビティの42.67%を占め、依然として業界で最も重要な存在になっている。また、11月の1日の平均ユニークアクティブウォレット(dUAW)は、10月と比較して12%減少し、80万875だと明らかにした。

また今回のレポートでは、ムーブ・トゥ・アーン(Move to earnのSTEPNについても触れている。2022年にSTEPNは累積月間ユーザー数が223万人を超えており、70万足以上の靴がミントされた。STEPNは、FTXのポートフォリオの一部だったが、同社の創業者は「FTXの状況へのエクスポージャーはない」と主張しているという。ただし、STEPN関連トークンである(GST)と(GMT)は、FTXの崩壊の影響を受けており、崩壊が起きてからどちらも33%下落している。

2カ月で700億円以上の投資

今回のレポートによると、10月と11月でブロックチェーンゲームとメタバースプロジェクトに5億3400万ドル(約717億円)の投資が行われているという。代表的なものとしては、Web3ゲーム開発スタートアップ企業であるホライゾンブロックチェーンゲームズ(Horizon Blockchain Games)と、Web3ゲームのパブリッシャーであるフェニックスゲームズ(Fenix Games)だ。ホライゾンブロックチェーンゲームズは4,000万ドル(約53億7,000万円)、フェニックスゲームズは1億5,000万ドル(約201億円)の資金調達に成功している。

なおダップレーダーは、今年最も顕著な投資家として、香港のブロックチェーン企業であるアニモカ・ブランズ(Animoca Brands)とブロックチェーン関連のヘッジファンドであるパンテラ・キャピタル(Pantera Capital)の2社を挙げた。さらに、ダップレーダーは、「ブロックチェーンゲームへの投資は、上昇傾向にあることが確認されている」と述べている。

参考
Blockchain Games Are Resilient Despite FTX Collapse

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