【墨汁速報】ビットコインドル建て仮想通貨バブル最高値を割る 2万ドル割れで下落加速か?

ビットコイン価格はドル建てで2万ドルを下回り、2017-2018年に起きた仮想通貨バブルの最高値であった19,891ドルを下回る暴落を記録。すでにビットコインに次ぐ仮想通貨最大のエコシステムを持つイーサリアムはバブル時最高値を400ドルも下回っており、一時的に1000ドル割れを記録している。

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ビットコインついに2万ドル割れ

ビットコイン価格は2022年に最高値をつけ68958ドルを記録、これは円建てで約780万円となっており、現在の下落率は最高値から72%の下落となっている。イーサリアムのスマートコントラクトを実行する「EVM(イーサリアムバーチャルマシン)」を導入した新興ブロックチェーンが非常に高い下落率で市場をリードしていたが、ビットコイン価格は比較的下落率が低く、仮想通貨全体のビットコインの支配率を表すドミナンスは回復傾向にある。

従ってビットコインの下落率はこれらの新興EVM経済圏と呼ばれる仮想通貨が10分の1に下落しているのに対し、約3分の1ということからまだ下落幅はあると見られるだろう。


出典:Trading View

仮想通貨ファンドの損失が加速

このビットコインの下落は自己資金で購入しいてる上場企業には含み損となるものの、マイクロストラテジーのようなビットコインを担保に資金を借り入れて約13万BTCを購入しているいわゆる「レバレッジ取引」には非常に危険な下落幅と言えるだろう。

さらに中国系仮想通貨ヘッジファンドのスリーアローズキャピタル(3AC)は損切りを継続しており、この2022年はじめから続く長期下落トレンドにおける流動性の下落によって、デフォルトする可能性がさらに加速していることになる。

関連記事:【墨汁速報】仮想通貨ヘッジファンド3ACにより迫る連鎖倒産の危機 スリーアローズキャピタルの損失が膨らむ

このビットコインの継続下落はセルシウスネットワークのユーザー資産の売買、引出し停止からすでに5日経過しているものの、イーサリアム上でのセルシウスの運用は継続していることからスリーアローズキャピタル以外にも多くのデフォルト懸念があるファンドやレンディング企業の連鎖倒産の可能性で共倒れとなる可能性があるだろう。

さらに相場全体では、季節的にセル・イン・メイからの夏枯れという市場のボラティリティが低下するバケーションシーズンに入りはじめており、米FRBのFOMCによる75bpの大幅利上げによる金融引締など多くのファンダメンタル上の懸念が続くことになる。仮想通貨ヘッジファンドは2018年の仮想通貨バブル崩壊でも多く潰れたが、今回の下落トレンドで3ACやセルシウスが生き残れるかは不明だ。

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