ダップレーダーがフロウ(Flow)に関する2023年第2四半期のレポートを公開

分散型アプリケーション(DApps)やNFTなどの分析を行っているダップレーダー(DappRadar)は7月26日、フロウ(Flow)のブロックチェーンに関する2023年第2四半期のレポートを公開した。

ゲーム関連UAWは第1四半期で約11%増加

今回のレポートによると、フロウのブロックチェーンにおける2023年第2四半期のユニークアクティブウォレット(UAW)総数は平均1万3,169だった。2023年第1四半期のUAW総数は1万2,971だったため、約1.5%の伸びたことになる。ダップレーダーは、この増加に対して「ユーザーベースの拡大を示しており、エンゲージメントとトランザクション効率の向上につながる」と解説している。

カテゴリー別の成長率を見ると、2023年第1四半期のゲーム関連UAWは6,265だったのに対し、2023年第2四半期は約11%増加の6,971となった。この結果について同社は、「ブロックチェーンゲームの世界でフロウが台頭していることを示している」と述べている。

一方でNFTに関して、2023年第2四半期のUAWは、第1四半期から約26%減少の4,665となった。レポートでは、この結果について「これはフロウNFT市場の縮小を意味するが、NFTエコシステム全体の縮小とも一致する」という見解を示している。

公式戦での勝利や優勝を公式NFTの販売は新たな収入源となる可能性を秘めている

今回のレポートでは、フロウのブロックチェーン上で行われたNFT市場についても言及があった。同レポートによると、主にスポーツ関連のプラットフォームが牽引しているとし、公式ライセンスのNBAグッズをNFTとして提供するNBAトップショット(NBA Top Shot)が670万ドル(約9.4億円)の取引高で首位に立ち、市場シェアの54%を占めていた。

さらに同社は、フロウブロックチェーンのNFTマーケットプレイスにおけるもう1つの重要なプレーヤーとして、プロアメリカンフットボールリーグを題材にしたNFLオールデイ(NFL All Day)を挙げている。このNFTは、NFLのオフシーズン中にもかかわらず、このプラットフォームは240万ドル(約3.3億円)という取引量を記録し、シェアの19%を占めた。NFLオールデイは、NBAトップショットと同様に、コレクターにNFLの試合から公式ライセンスされたハイライトビデオをNFTとして購入・取引する機会を提供している。

ダップレーダーは、スポーツに関連したNFTの出現について、「ファンとのエンゲージメントにとどまらず、チームやリーグに有利な収益機会をもたらしている。公式NFTを販売することで、公式戦での勝利や優勝を新たな収入源にする可能性を秘めている」と分析している。さらに、「ファンのエンゲージメントとロイヤルティの向上を促し、フロウエコシステムにおける多面的な資産としてのスポーツ関連NFTの魅力を確固たるものにしている」とも言及した。

参考
・Flow Dapp Ecosystem Q2 Report

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