【墨汁速報】最大手仮想通貨マーケットメイカー2社が米市場撤退 規制の不透明さと取締を理由=リーク

仮想通貨(暗号資産)マーケットメイカー「ジェーン・ストリート・グループ(Jane Street Group)」と「ジャンプ・クリプト(Jump Crypto)」の2社が米国証券取引委員会(SEC)などの米規制当局の取締りと規制の不確かさにより米国市場から撤退するという。同2社は世界最大手のマーケットメイク企業として知られており、米国市場における仮想通貨の流動性の下落が懸念されている。

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最大手仮想通貨マーケットメイカー2社が米国撤退

リークによると仮想通貨(暗号資産)市場でビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨売買における流動性を提供するマーケットメイク企業世界最大手の「ジェーン・ストリート・グループ(Jane Street Group)」と「ジャンプ・クリプト(Jump Crypto)」の2社が一連の米規制当局による取締と規制の不透明さを理由に米市場から撤退するという。

ジェーン・ストリート・グループは米国市場において同社の規定する内部基準において、規制の不透明さからビジネスを継続することが難しいと判断し、世界規模で縮小する予定だ。またジャンプ・トレーディング(Jump Trading)社の仮想通貨部門であるジャンプ・クリプトも同様の理由で米国市場から撤退をする。

2社とも仮想通貨市場を見限るわけではなく、現在も小さな規模でマーケットメイキングをしているという。米国規制当局の米国証券取引委員会(SEC)が米仮想通貨取引所のクラーケンのステーキング・サービスの取締りを行い、2023年4月にはビットレックス(Bittrex)を「未登録の証券取引所」として提訴しており、同社は5月に入って破産によるチャプターイレブン申請を行っていた。

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バイナンスUSでビットコインプレミア

「ジェーン・ストリート・グループ(Jane Street Group)」と「ジャンプ・クリプト(Jump Crypto)」は仮想通貨マーケットメイクにおける最大手企業であり、完全に撤退は行っていないものの小さな規模で行っていることから流動性問題が表面化してきているようだ。

バイナンスUSとバイナンス・グローバルのビットコイン価格は2023年5月6日まではほとんど価格差がなかったものの、日本時間12日時頃からバイナンスUSのビットコイン価格にプレミアムがつくようになっていることがわかるだろう。本稿執筆時の10日7時AMでの価格差はバイナンスUSと約100ドル前後に埋まっているものの、最大で1000ドル近くのプレミアムがバイナンスの米国市場にて起きていたことがわかる。

流動性はボラティリティの高い仮想通貨において最も重要なインフラの1つであるといえ、今後のビットコイン価格にも大きな影響を与えていくことになるだろう。

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