【墨汁速報】イーサリアム”マージ”第1段の”ベラトリックスアップデート”が無事完了 残すは15日のパリのみ

イーサリアムは超大型アップデート「マージ(The Merge)」の第一弾となるベラトリックス(Bellatrix)アップデートを6日20時34分に完了。イーサリアムのマージは現行のDeFiやNFTが動いているETH1とステーキングが必要なETH2の2段階でアップデートが行われ、残すは15日のETH1側のパリアップデートとなる。

関連記事:【墨汁速報】イーサリアム開発者達 The Mergeのメインネット実装を9月15日前後に設定

ETH2ベラトリックスアップデートを無事完了

現行のDeFiやNFTマーケットプレイスが動いているイーサリアム1.0と平行して運用されているイーサリアム2.0ネットワーク、通称ビーコンチェーン(Beacon Chain)がエポック144,896を迎え無事ベラトリックスアップデートが実装された。

イーサリアムの超大型アップデートとなるこのマージは2段階で実装されるため、残すところは9月15日を予定している完全プルーフ・オブ・ステーク移行のパリアップデートのみとなる。

関連記事:イーサリアムのマージ(The Merge)でどう変わる?DeFiやNFTへの影響は?

イーサリアム2.0ネットワークは安定稼働中

イーサリアム2.0はフォークチョイスルールという実装により、現行のイーサリアム1.0と異なり参加しているバリデータの合意によりブロックを確定し、これをファイナライズと呼ぶ。

ベラトリックスアップデートが実装されたエポック144,896から現在は2エポック、つまり64スロット(ブロック)がファイナライズされたことが確認できた。これはベラトリックスアップデートが正常に実装できていると判断することができ、イーサリアム2.0バリデータの参加率も94.5~9%と安定している。

出典:Beaconcha.in - イーサリアム2.0のファイナライズ

ベラトリックスアップデートの前から比較すると5%前後のバリデータがオフラインとなっているため、バリデータクライアントを最新版にアップデートしていない場合は対応が必要となる。

ETHマージ本番は変わらず15日の予定

マージの完全完了となるパリアップデートは、現在のDeFiやNFTマーケットプレイスが動いているイーサリアム1.0側で行うことになっており、既にゲス(Geth)など各クライアントが最新版を公開している。

このETH1はマイニングを廃止するが、マージ後は「ETH1エンジン」として実行レイヤーとしてそのまま運用されるため、各バリデータ及びノードは15日までにアップデートが必要だ。現在のハッシュレートは誤差はあるものの約3ヶ月間安定しているため、予定は変わらずに9月15日前後となっている。

出典:Etherscan - イーサリアムのハッシュレート

【こんな記事も読まれています】
イーサリアムの一大イベント「マージ(The Merge)」前にETH投資家が準備すべきこと
【墨汁速報】イーサリアム公式がついにマージ(The Mereg)の9月実装を正式にアナウンス
【墨汁速報】イーサリアムをマージで分裂させるイーサリアムPoW(ETHW)のソフトウェアが公開

関連記事:イーサリアムの一大イベント「マージ(The Merge)」前にETH投資家が準備すべきこと

▼墨汁サロンでは投資家向けにイーサリアム2.0の技術や最新動向、32ETHステーキングのやり方の解説や検証、DeFiやNFT、テクニカル分析理論、ファンダメンタルなどをより深く解説しています。

墨汁バナー

墨汁うまいと学ぶ仮想通貨の世界

おすすめの記事
【墨汁速報】約135億円相当のイーサリアム(ETH)やトークンが盗難 ハーモニー(ONE)のブリッジがハッキングを受ける
仮想通貨ニュース
【墨汁速報】約135億円相当のイーサリアム(ETH)やトークンが盗難 ハーモニー(ONE)のブリッジがハッキングを受ける
EVM経済圏と呼ばれるイーサリアムと同じスマートコントラクトを利用できるハーモニーが「ホライゾンブリッジ」がハッキングされたと発表。イーサリアム上のビットコイン(WBTC)やステーブルコインなど被害額は約135億円になるという。