ミスティンラボが次世代ゲームスタジオのオレンジコメットと提携、新作ゲームを発表

Web3のインフラ企業であるミスティンラボ(Mysten Labs)は5月16日、次世代ゲームスタジオのオレンジコメット(Orange Comet)との提携を発表した。このパートナーシップにより、オレンジコメットは、ミスティンラボが手掛けるSuiブロックチェーンを活用した3つのゲームタイトルを今後発売する予定だ。

ウォーキング・デッド:ランドなどを発売予定

オレンジコメットは、2020年に設立されたゲームスタジオ。Suiブロックチェーンを活用し、没入感のある高品質なゲーム、ゲームフランチャイズ、NFTコレクションを今後も数多く生み出していくことを予定している。さらに、その拡大成長の一環として、新たに研究部門としてコメットラボ(Comet Labs)を導入するという。

またオレンジコメットは、Suiブロックチェーンを活用したとして「ファイナルスターダスト(Final Stardust)」、「デジェンズ・アンド・ドラゴンズ(Degens & Dragons)」、「ウォーキング・デッド:ランド(The Walking Dead:Lands)」という3つのゲームを発売する。「ファイナルスターダスト」は、プラノスと呼ばれる生物やエレメンタルマジックという力が存在する、ゼムディアという架空の世界を探索するゲームだ。キンゾラ(Kinzora)とコメットラボとの連携で制作されており、5月18日に発売予定となっている。「デジェンズ・アンド・ドラゴンズ」は、コメットラボのオリジナルタイトルで5月31日発売予定だ。

さらに、「ウォーキング・デッド:ランド」は、アメリカのケーブルテレビ局であるAMCネットワーク(AMC Networks)との提携によるオレンジコメット所有・制作のオリジナルNFTプロジェクトだ。6月8日に発売が予定されている。

他に類を見ないゲームや体験を構築

オレンジコメットのピーター・モラレス(Peter Morales)最高技術責任者兼ゲーム部門責任者は、「オレンジコメットのミッションは、ブロックチェーンのゲームチェンジ的な側面を活用して、世界中のゲーマーのために、他に類を見ないゲームや体験を構築することだ。新しいゲームのアイデアが浮かぶ度に、そのゲームがWeb2とWeb3のゲーマーの間のギャップを埋める可能性があるかどうか、また、エコシステムを前進させることができる独自のダイナミズムをWeb3空間にもたらすことができるかどうかを深く考慮している」と話している。また、同氏は、「ミスティンラボと提携し、素晴らしいSuiブロックチェーン上に構築することで、私たちのコミュニティに最高クラスのゲーム体験を提供する能力を強化できることに興奮している。Suiファミリーの一員として、私たちは、Web3ゲームを大衆にもたらすという私たちの目標に向かって、構築と作業を続けることが待ちきれない」とも語った。

ミスティンラボのエヴァン・チェン(Evan Cheng)共同設立者兼CEO(最高経営責任者)は、「オレンジコメットは、エキサイティングな成長軌道にあり、知度の高いゲームやエンターテイメントなどの知的財産を設計・構築してきた技術者、プログラマー、アーティストからなる世界クラスのチームを持っている」と述べている。続けて、「Suiの開発者向けでスケーラブルなインフラは、ファイナルスターダスト、デジェンズ・アンド・ドラゴンズ、ウォーキング・デッド:ランドなど、オレンジコメットのハイテクで次世代なゲーム群に最適だ。今後数カ月の間に、これらの素晴らしいゲームをSuiコミュニティに展開することを楽しみにしている」ともコメントした。

参考
・Orange Comet Partners with Mysten Labs to Launch Immersive Web3 Games on Sui Layer 1 Blockchain

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